夫の不倫という「人生最大の人災」に、自分で作る孤独は最大の敵

夫の不倫に孤独は最大の敵

公開日 2020年7月22日 最終更新日 2024年2月26日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者の多くの人が、その不倫については周りには言いにくいという心理に陥ります

それはどこか、家族の誰かがコロナウイルスに感染したけど言えないというのと似ているところがあります

 

夫の不倫という「人生最大の人災」に、自分で作る孤独は最大の敵

 

 

要は自分の身内に何かが起こると

 

  • 『こんな事を言えば周りから白い目で見られる』
  • 『これを誰かに言えば、陰でどんな事を言われるのかわからない』
  • 『私の胸の内で何とかしなければいけない』

 

と、半ば強迫観念に駆られて自分で孤独を作ってしまっています

 

その状況から、相談者に笑顔が戻る事はまずないわけです

 

なぜなら

 

`夫が唯一の相談相手`

 

だからです

 

夫は相談者である妻にとっては、自分を苦しめる敵でしかありません

 

夫は妻が弱っても特段何とも思っていません

 

夫にとってみれば自分が妻の知らないところで、ブス女とsexするチャンスを失わなければいいのです

 

それしか考えていないのです

 

たまに優しい態度を出すのは

 

『妻の警戒が緩くなるのであれば、何でもやる』

 

というコスイ心理からです

 

しかし、その夫とブス女の小ずるさを孤独の自分では見抜けないのです

 

なぜなら、夫の言葉が金言になっているからです

 

『俺はもうお前とは無理、諦めてくれ』

 

と言ったかと思えば

 

『俺が悪かった、もうお前とやり直す』

 

と前言撤回されたら、それがウソとは全く思わず

 

『私も悪かった、また二人で頑張りましょう』

 

と、めでたしめでたしにしてしまうのです

 

しかし、そんな子供じみた小芝居は誰かの目があれば

 

『騙されていてはいけない、もっとしっかりと見て』

 

と言ってもらえるのです

 

 

「騙されてはいけない」という言葉は、孤独に向かうか否か運命の別れ道

 

 

その言葉をかけてもらえるかどうかは、

 

自分が進んで孤独に向かって行くか行かないかの運命の別れ道なのです

 

妻が一人で考えれば、夫は何とでも自分の悪事を隠せるのです

 

  • 『あいつは俺の言葉を信じているから、何もわからない』
  • 『ちょっと大きく言えば、すぐにビビって俺の言う事をきく』

 

と、舐めてかかるのです

 

逆に言えば、アホな夫に自ら進んで舐められているのです

 

その孤独でいると、とんでもない夫とブス女の演技も見破れない自分になって

 

しまっている現実を、カウンセリングで知ってもらうのです

 

孤独が故に、犯人に白と黒を逆転されている自分に気が付くのです

 

『私が一人で悩んでいる場合ではない、誰かに助けをもらわなければいけない』

 

という、人生最大の人災に遭遇している事を知るのです

不倫夫も不倫されている夫も女に騙される単純な生き物

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。