不倫夫の脳の中は「悪貨が良貨を駆逐する」現象が起こっている

不倫脳は`悪貨が良貨を駆逐する‘状態

公開日 2020年8月10日 最終更新日 2020年12月21日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫を相談者を通してアホな事として見ているわけですが、

そのアホさをわかりやすく説明するのもカウンセラー木村泰之の重要な役目です

わかりやすく説明するには何かに例える事が一番いい方法です

 

不倫夫の脳の中は「悪貨が良貨を駆逐する」現象が起こっている

不倫脳夫は

`クスリの中毒患者`

と言っていいのです

 

クスリの中毒患者は、当然ですが昔から中毒患者ではありません

もしそうであれば、そもそも相談者が結婚しているはずはありません

要は中毒になるきっかけがあるのです

 

そのきっかけというのは、好奇心やストレスや社会から逃げたい自分などの条件が重なっているわけです

その条件が重なっているとこに、ネットで調べた売人との接触があるのです

 

条件や売人との接触のいずれもが、人知れず行っている事です

そういう社会や家族とは全く関係ない

`自分の世界`

を作っているからこそ、気が付くと中毒患者になっているのです

 

中毒の世界に入り込むと、表も裏も見境がなくなってしまう

その世界に入り込むと、表も裏も見境なくなってしまっているのです

いや、表と裏が逆転してしまっていると言った方が適切です

 

それは脳にクスリという非常に強い刺激が入る事で、それ以下の刺激は

  • 『何をしても面白くない』
  • 『普通の事がバカらしい』
  • 『もっと強い刺激が欲しい』

と脳の中で司令を出し続けます

その要求はクスリを入れたら入れる分だけ大きく、期間も短くなります

 

人間何でも慣れは恐ろしいもので、最初は

『こんな事をすると自分はどうなってしまうのか』

という不安がありますが、一旦それを越えてしまうと

  • 『一回も二回も同じ事、別に大したじゃない』
  • 『見つからなければいい、それだけの事』
  • 『こんな事は他の人間もやっている、俺はストレス解消に必要だからやっているからOK』

と、自分で自分を騙しにかかるのです

 

その時には、倫理や道徳をつかさどる脳の前頭葉部分は萎縮してしまっている

脳も

`悪貨が良貨を駆逐する`

現象が起こっているのです

 

その状況を想像できる自分に変える

不倫はそういうクスリの中毒と何ら変わらないのです

クスリ中毒の人間はニュースで見るくらいかもしれませんが、

不倫は世の中にいくらでも転がっているのです

 

それを知ってもらうために、カウンセリングの中で

『夫の不倫はクスリ中毒と同じ、売人がブス女なのです』

と、読み替え作業をするのです

 

そこから

  • 『不倫を夫婦の深刻なケンカのようにしていました』
  • 『私が謝って何とかするしかないと思っていました』

と、中毒患者にそんな事をしても意味がないという感覚で理解するのです

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。