夫婦を利用して自分の非を認めないのが、全国共通の不倫脳夫

不倫脳夫は全国共通

公開日 2020年8月28日 最終更新日 2021年4月24日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者にとっては、夫の言葉に言い返せないという状況が続くわけですが、

なぜ言い返せないのかがわかっていないわけです

 

夫婦を利用して自分の非を認めないのが、全国共通の不倫脳夫

その理由は

`夫が夫として話すから`

です

それを聞くと

`?`

と思っても不思議ではないはずです

 

どういう意味なのかというと、夫は自分が悪い事をしているのをよくわかっているのです

よく相談者はカウンセリングの中で

『夫は自分がどんな事をしているのかわかっているのでしょうか』

というような質問をします

 

世間から白い目で見られる事をしているのは、夫は理解している

要は人の道に外れている事をしていると、わかっていないのではという思いがあるのです

しかし、夫は世間から自分が白い目で見られる事をしているのはよくわかっている

その証拠に、会社や友人にこの不倫を知られる事を非常に恐れるわけです

 

実際に私の相談者も、夫が社内不倫をしていてまずいと思ってもしブス女と別れようと切り出すと

『今までの事を会社にバラす、私を捨てるなら全部言ってやる』

と脅されて切らせないというケースは少なくありません

 

ブス女が夫が一番怖がっていることをやろうとして、一抜けさせないのです

ブス女はブス女で、

『私は別にどうなってもかまわない、でも私をこのまま捨てるなんてさせない』

と、奥の手を出してくるのです

 

つまり、バカ二人が世間には認めなれないどころか、

ヤバい事をやっている自分たちの実態をわかっている証拠です

 

外ではこの不倫が、まずい事をしているとわかっているバカ二人です

しかし、家では妻である相談者には

  • 『俺は何も悪い事なんてしていない』
  • 『悪いのはお前の方だ、俺の事を何もわかっていない』
  • 『お前は俺に何をしてきた、俺の苦労がわかっていないだろう』

というように、自分は何も悪くないという自己保身に走ります

 

要は

‘夫婦を利用している‘

という事に他なりません

 

夫婦間では自分が強いという意識を持っている

会社をはじめ世間一般で通用しない事はわかっていても、妻には

  • 『どうせ身内、俺の方が上だし』
  • 『あいつには文句言わせない、飯を食わせているのは俺だ』
  • 『俺に依存しているあいつに、説教なんてさせない』

という、典型的に

‘弱い者には強く、強いものには弱い‘

という本当に情けないオッサンです

 

それもこれも、夫婦間では自分が強いという意識がそうさせているのです

妻である相談者も、

それまでの日々に夫に依存していなかったわけでなはいですし、平和ボケをしているのも事実です

そこから、夫婦という関係性を利用させて〇×や白黒を逆転させられている

そこに気付いてもらうのがカウンセリングです

 

『あなたが弱いままでは、夫は夫婦というだけでエラそうな顔をするのです』

という実態を話すと、

『私が自分を守りたいと思って、夫に強く言えなかったからです』

と、自分の中でこれ以上自分を偽っても意味がない事を悟ります

 

そこから、このバカな事をしている夫に夫婦を隠れ蓑にさせない決意が出て、

夫のアホさに負けている自分をやめるのです

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。