夫の不倫の〔問題の先送り〕が一番自分を苦しめている現実を知る

夫の不倫を先送りしない

公開日 2020年10月16日 最終更新日 2021年6月20日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者に対して送る私のアドバイスには、あるポリシーがあります

 

木村泰之のアドバイスのポリシーは問題を先送りしない

 

 

そのポリシーとは何かと言えば、

 

‘問題の先送りをするな‘

 

という事です

 

 

相談者にとって一番よくない事は、目の前に起こっている事を結果的に長い間放置
してしまい、とにかく夫とブス女の結託を強めている事です

 

それは

 

  • 『俺はもうお前とはやっていけない』
  • 『お前にはもう愛情はない、早く別れてくれ』
  • 『何でお前と結婚してしまったんだろう、人生で一番の後悔だ』
  • 『俺には俺の人生がある、お前も自分の好きに生きればいい』
  • 『何で別れてくれないんだ、俺を苦しめてそんなに楽しいか』

 

というように、とにかく不倫を棚上げして被害者面をするのです

 

不倫を回避したい自分を捨てる

 

 

その夫に対して、

 

  • 『どうすれば不倫をやめてくれるのだろうか』
  • 『私は何をすれば許してもらえるのか』
  • 『こんな事になったのも、私が至らない妻だったからだろうか』
  • 『夫は私を何とも思っていない、愛情を注げば振り向いてくれるだろうか』
  • 『離婚はしたくない、とにかく私は夫を離したくない』

 

というように、自分に宿題を投げかけてしまいます

 

それは

 

‘不倫を回避する‘

 

という科目の宿題です

 

要は起こっている事に対して、どうすれば夫は正解をくれるのかという事です

 

それは夫が

 

‘鉛筆なめなめ‘

 

の科目ですから、妻に正解なんて教えるわけはありません

 

不倫はブス女が夫をがんじがらめにしている

 

 

正解を教えるという事は、不倫をやめる事に他ならないのです

 

夫はブス女に快楽を与えられているわけですから、そうそう自分からやめるはず
も無いわけです

 

仮にやめようとしても、ブス女が

 

『一人で先に抜けがけしようなんて許さない、私とあなたはもう離れられない』

 

と、アメとムチで不倫から抜けられないようにします

 

そこに夫はそうそう抵抗できるはずがないのです

 

そうなると、あっちにもこっちにもいい顔をして過ごすだけです

 

その中で妻は夫の機嫌取りに終始して、時間だけが過ぎているのです

 

それでいいはずがないのです

 

私が言っている

 

‘問題の先送りをするな‘

 

という事は、その何もしないままでいるとバカ二人の結託が強くなる事を指している

 

先送りしている状況に飽きる事が大事

 

 

そうなると、ますます相談者がその実態に諦めしか出てこないのです

 

仮に10年、15年続いている不倫でも戦う決意をしたらその時から頑張れば必ず状況
好転していきます

 

それを数多くの相談者が証明しているのです

 

『私のケースではもう手遅れではないでしょうか』

 

と言っている相談者が

 

『私が戦う決意をした時が、私のチャンスの始まり』

 

という思考に変えていくのです

 

問題を先に送っても何もいい事はない

 

それは今の政治でも経済でも同じですが、一番身近な家族で起こっているのです

 

自分が変える意識を持てば、やり方はカウンセリングでいくらでもアドバイスする
のです

 

相談者が今の状況に飽きて、

 

『今までの状況は絶対にもう続けない』

 

という事が一番のパワーの源になるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。