夫の不倫に離婚するかを先に考えるのではなく対処の後考える順番

離婚を考える前にすべき事

公開日 2020年11月6日 最終更新日 2021年1月21日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

夫の不倫に対して多くの相談者が考えている事は、ある程度共通しています
それはセッションの時の相談者の言葉からもわかってきます
例えば

『夫とは今まで通りとは言いませんが、修復したいです』
『私としては夫婦を続ける方向で考えています』
『今は離婚できませんから、とにかく修復です』
『子供の事を考えると、離婚は避けたいと思っています』
『まだ愛情があるので、夫婦を頑張りたいと思います』

というように、離婚するしないという事が何か面接で希望の部署を説明して
いるかのような心理状態になっているのです
それは多くの相談者に共通しているわけです

その気持ちはよくわかりますし、そう考えるのは不思議な事ではありません
しかし、ここで考えておかなければいけない事があります
そもそも、夫の不倫を前にしている状況では

‘離婚するかしないか‘

という思考をひとまず置いてく事が大事です

相談者はどうしても夫婦の存続まで先に話が行っています
それは弁護士の所に行くとそういう話になるのです
弁護士は離婚するかしないかで、慰謝料の額が変わるという理屈で

『離婚は考えていますか』

と最初の方で聞いてきます

しかし、それは相談者の慰謝料というよりも、その慰謝料の約18~20%で
入ってくる自分への成功報酬が変わってくるから聞いてくるのです
そう考えると離婚というものが、何か強迫観念的なものになったり機械的な
ものになりがちです

そうではなく、離婚するしないは自分の手の中にあるだけです
離婚手続きを行使するかしないかは、目の前にある不倫に対してしっかりと
対処した後に
考えるべき事です

しかし、とにかく相談者の頭の中には

『離婚されたらどうしよう』
『夫婦が壊れたらどうしよう』

という不安しかないのです

例えるならばケガしたスポーツ選手が、ただただ選手生命を絶たれるかどうかを
心配しているようなものです
ケガをして満足のいくプレーができなければ、まずはそのケガを治さなければ
土俵に立てないのです

引退しなければいけないのかどうかは、その治療に専念した後に考える事です
しかも不倫の場合は、夫婦を続けるかどうかの資格は妻にしかないのです
よくご存知のように有責配偶者の夫には離婚の権利はないのです

そう考えると、本当に物事の思考の順番が非常に重要なのです
離婚をどうするかの次に不倫の対処ではなく、その逆なのです

そこが入れ替わってしまうと、何もかも先に進まないのです

それをカウンセリングの中でしっかりと説明して、まずすべき事をやっていく
思考に変えてもらうのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。