木村泰之のカウンセリングは【3歩進んで2歩下がる】1歩ずつの成長の連続

カウンセリングは3歩進んで2歩下がる連続

公開日 2021年1月8日 最終更新日 2023年9月14日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃カウンセリングの中で、夫の不倫に悩む相談者には様々なアドバイスをして
いるわけですが、相談者は最初は自分に自信が持てないという表情です

 

もちろん、私が相談者にお話しするアドバイスは

 

‘自信をつけてもらう事‘

 

が最大の目的です

 

夫のアホな言葉に自信を無くしている

 

しかし、そもそも相談者は

 

  • 『俺にはもうお前に気持ちはない』
  • 『何で別れてくれないんだ』
  • 『お前と俺はとっくの昔に終わっている』
  • 『お前は俺の事を大事にしてこなかった』

 

という夫の罵詈雑言に、自信を喪失しているわけです

 

それをカウンセリングを受けたすぐその日から

 

『私はもう大丈夫、いろいろとアドバイスをもらって立ち直った』

 

と、笑顔になるわけではありません

 

もちろん最初のカウンセリングで、ある程度ポジティブな思考になってもらう
わけです

 

カウンセリングで心持ちが確実に変わってくる

 

 

しかし、受けたその日に家に帰って夫の顔を見れば

 

  • 『また嫌な思いをした、どうすればいいのだろうか』
  • 『今日アドバイスを聞いたのに、夫の顔を見てまたすぐにネガな自分に戻った』

 

という方も少なくありません

 

しかし、カウンセリングを受ける前とは相談者の心持ちが違うのも確かです

 

『受ける前と受けた後では、少し夫の事を冷静に見れるようになっている』

 

という心境です

 

カウンセリングは3歩進んで2歩下がる連続

 

 

そこからまたカウンセリングを受けてもらう事で

 

‘3歩進んで2歩下がる‘

 

ように、気持ちが上がっていきます

 

要は毎日右肩上がりに気持ちが上がるわけではありません

 

『アドバイスを聞いて、よし頑張ろうと思った』

 

と一旦上がっても、夫の顔を見て

 

『やっぱりいい込められて、弱い自分が出た』

 

と、下がります

 

しかし、それでも3-2=1の成長とか進歩があるのです

 

それを相談者も本能的に実感しているのです

 

カウンセリングで自分のビフォーアフターを知る

 

 

毎日3歩の成長がなくても、1歩は確実に進んでいるです

 


その中で毎日マイナス2があるのもわかってきますが、しばらく期間を置いて

自分のビフォーアフターを考えると

 

『カウンセリングを受ける前とは全然違う、自分の気持ちが違う』

 

という事を実感します

 

毎日差し引き1歩の成長をしばらく続けていると、

 

  • 『前ならネガに思っていた事も、今はそう思わなくなった』
  • 『考えが変わってきた、自分を責めるのはやめよう』

 

という変化を起こしているのです

 

プラス思考がマイナス思考を上回る作業

 

 

その変化の期間は、それほどかからないのです

 

1、2週間ですぐに変わっていく人も珍しくありません

 

孤独ではマイナスしか生まない感情が、外部からの言葉を入れてもらう事で
プラスの思考が生まれてマイナスを上回ってきます

 

もちろん、その言葉は相談者にとって肯定感を与えるものです

 

マイナスの思考をプラスで打ち消すというか、それを少しずつ上回る作業が
カウンセリングなのです

 

それを実感してもらう相談者には、それほどかからずに前向きになる自分が
出てくるのです

 

浮気夫の相手のブス女は妻の不幸の上に自分の幸せを作る図々しい女

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。