公開日 2021年1月13日 最終更新日 2021年3月23日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
夫との夫婦の関係は、いつになっても一緒に歩んでいくという思いがある
のは誰しも同じです
結婚する時に
- 『私はこの人と一緒に一生歩んでいく』
- 『運命の出会い、赤い糸で結ばれている』
- 『これで私は安心していられる』
という思いがあるわけです
目次
夫婦はちょっとした事で揺らいでしまう
それは当然の事ですし、そう思わない方がおかしいのです
しかし、その思いはちょっとした事で揺らぐのも事実です
不倫でなくても、いざこざやケンカなどでも
- 『この人とはやっていけない、もう無理』
- 『何でこんな人選んだのだろう、あり得ない』
- 『もう別れてもいいかな、こんな人とは思わなかった』
というように、結婚当初の思いがどこかに飛んでしまう事もあります
それも時間の経過と共に、リカバリするという夫婦も少なくありません
しかし、この不倫というものはそうはならないのです
なぜかと言えば、短期で終わる事はまずないのです
不倫は夫婦のケンカとは全く違うシロモノ
その要因は、不倫はケンカなどとは根本的な違いがあるからです
その違いというのは、
‘不倫は夫婦問題に非ず‘
という事です
ケンカはあくまでも登場人物は夫と妻です
しかし、不倫は夫とブス女です
要は妻は不倫の当事者ではなく、被害者でしかありません
しかも不倫は単独犯ではなく、
‘共犯‘
という事です
そうなると、喧嘩は夫と妻の二人でなおかつ1対1の構図です
しかし、不倫は夫婦以外のブス女を含めた加害者2名と被害者1名の構図です
要は夫婦のケンカと不倫とは全く違うのです
不倫夫は犯罪の片棒を担いでいる
だからこそ、不倫は結婚した際の決意や思いとは全く異なる事象です
簡単に言えば、犯罪が起こっているという事です
その犯罪の片棒を担いでいるのが夫という事だけです
私がよくお話しするのは、
- 『不倫をしている夫は夫と言う前に犯罪者です』
- 『たまたま自分の夫が犯罪を犯しているだけです』
- 『夫だろうが何だろうが、犯罪を見過ごしていいはずがないでしょう』
と、夫という捉え方の前に一人の社会の人間と見たら夫もブス女も非難される
べき対象です
不倫は世の中の人が非難すべき悪事でしかない
不倫というのは、それを聞いた人が
- 『他人事ではない、うちの夫もそういうブス女にそそのかされるかも』
- 『うちだって同じような事が昔あった、本当によくわかる』
- 『不倫は多くの人に迷惑をかける、絶対に許されない事』
という感覚です
その中で、妻が夫婦の一大事にしているのです
そうではなく、世の中の一つの悪事なのです
そういう認識でいなければ、この不倫にいつまでも夫婦の問題と思っている
ままです
それにとどまらず、自分が加害者になって
『夫には優しくしていなかった自分が悪かった』
と、全然違う方向に行くのです
それをしっかりと、世の中の悪事という認識に変えてもらうのです
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