不倫はコロナウイルスと違い目に見える事だから現実を追究する

公開日 2021年1月29日 最終更新日 2021年3月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者から、対面や電話やメールで毎日私の所にご相談が来ます

 

私もその都度都度、いろいろ状況を窺いながらアドバイスを送っています

 

その多くの場合で、相談者にお話しする事があります

 

不倫を的確に捉えていない現実

 

それは何かと言えば

 

`不倫を的確に捉えていない`

 

という事です

 

どういう事かと言えば、ある時夫の不倫を何らかのきっかけで見つけたとしても
そこからその実態を知りたくない、見たくないという思考が強くある

 

例えば

 

  • 『夫のカバンからコンドームが出てきた、相手はわからないけど不倫している』
  • 『寝言で女の名前を呼んでいた、不倫しているかも』
  • 『最近帰宅がおそいし、ワイシャツに香水の匂いがしていたけどもしかして』

 

 

というように、漠然と捉えているケースが少なくありません

 

現実の前に被害妄想の方が大きくなっている

 

 

その中では、どうしても被害妄想が大きくなってしまいます

 

  • 『夫が何を考えているかわからない』
  • 『夫に離婚されてしまうかも』
  • 『相手の女は私よりきっといい女なのだろうな』
  • 『私が身を引かなければいけないかも』

 

というような、夫やブス女の美化や自分の卑下が大きくなるのです

 

しかし、現実はそんな美化や卑下と真逆の事が起こっているのです

 

不倫は夫とブス女の、醜い乳繰り合いでしかありません

 

また、妻は何も悪い事はしていない被害者でしかありません

 

不倫をあいまいに捉えていてはいつまでも苦しいだけ

 

 

その現実を知るには、曖昧に捉えている事をやめなければいけない

 

今の世の中は、目に見えないコロナウイルスに人類が恐々としているのです

 

目に見えない事であれば、いくら頑張っても可視化できないから仕方がない

 

しかし、不倫はアホなバカ二人を捉えられないわけがない事です

 

それを怖がっていたら、見えるモノも見えないのです

 

コロナウイルスであれば、専門家が調べて対処を見つける事になります

 

しかし、不倫はアホな夫の妻が糾弾しなければ誰もやってくれないのです

 

不倫という目に見える事に怖がっていてはいけない

 

 

目に見えない事を追いかけるわけではないですし、味方がいないわけではない

 

カウンセリングの中でそういう現実を理解してもらうのです

そこから、

 

  • 『私は逃げてはいけないですよね、自分が傷つくのが怖かったんです』
  • 『そうですよね、このバカ二人の思う壺になってしまいますよね』

 

と、自分ができる限り現実を捉える事に腹を括るのです

 

そこから、大きく勘違いしていた事が適正に見えるようになるのです

 

  • 『本当に小さい男でした、情けない』
  • 『びっくりする位、ブスなブス女でした』
  • 『私に自信が戻りました』

 

という言葉が出てくるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。