夫の不倫にどうすればと悩む前に現実を把握する行動が最優先

具体的行動アドバイス

公開日 2021年3月20日 最終更新日 2021年4月11日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

私のカウンセリングの中で、相談者がどうしても知りたいという事が出て来ます

 

それは

 

‘夫の不倫にどうすればいいのか‘

 

という、最初はかなり漠然とした心理です

 

もちろんそれは思っている事ですし、そういう考えしか浮かばないのは当然です

 

夫の不倫にまず曖昧な思考の自分に気付く

 

 

しかし、それではあまりにも曖昧なので現実が進まないのです

 

例えるならば、

 

『体が痛いから治したいんですけど』

 

と言っているようなものです

 

体と言ってもどこなのかとか、どういう痛みなのかがわからない

 

また、いつからどういう原因で痛くなったのかもわからないわけです

 

それらの状況や経緯を伝えなければ、聞いた方もどうすればいいのかわからない
という事になってしまいます

 

夫の不倫に具体的な状況を聞く事がカウンセラー木村泰之

 

 

そこから私が

 

  • 『夫はいつからおかしくなったのですか』
  • 『夫はどういう状況になっていますか』
  • 『ブス女は誰だかわかっていますか』

 

と、とにかく周辺の状況をヒアリングしていきます

 

すると、

 

  • 『一年近く前からだんだん帰宅が遅くなってきて、最近朝帰りも出て来ました』
  • 『夫は家にいても自分の部屋にこもって、殆ど目も合わさず最低限の会話です』
  • 『女は多分会社の部下で、最近中途で入社してきたようです』

 

と、その実態を話し始めます

 

把握できる事やすべき事をアドバイスする

 

 

そこからさらに、

 

  • 『夫の財布やカバンを見れますか』
  • 『夫の車の中から何か出て来ませんか』
  • 『夫が言っている事をメモしてありますか』

 

というよに、さらに状況を確認できないかを聞きます

そして、そこから

 

  • 『財布はまだ見ていませんが、カバンにあった女のプレゼントを写メしています』
  • 『車のドライブレコーダーから、休日行くはずのない所に行っていました』
  • 『夫が言っている事は、メモした方がいいですよね』

 

など、自分が把握している事やすべき事などが頭の中に思い浮かびます

 

やらなければいけない事を明確にする

 

 

それは漠然としかとらえていなかった夫の不倫を、いろいろと細かな分析をして
いく事で

 

‘やらなければいけない事‘

 

が明確になってきます

 

言い換えると、毎日宿題というか作業が出てくるのです

 

その作業が発生すると、不倫にどうすればいいのかではなく

 

『とにかく一つ一つ実態を明らかにしていかなければいけない』

 

という、使命感が出て来ます

 

そうなると、夫の不倫にどうすればいいのかという思考はなくなってきます

 

それよりも

 

  • 『今日はこれを見つけてやる』
  • 『絶対に隠しているものを暴いてやる』
  • 『ブス女は誰なのかをハッキリさせたい』

 

と、具体的な情報を追い求めた後にこのバカ二人にどうするのかを考えればいいと
いう順番を
自然に考えるようなります

 

とにかくこれを一生懸命やろうがカウンセリング

 

 

相談者とのカウンセリングは、行動のアドバイスの連続と言うのはそういう意味が
あるからなのです

 

相談者がやらなければいけない事を、どんどんお話しする事で

 

『とにかくこれを一生懸命やろう』

 

と、他の事を考えずに集中する自分を作ってもらうのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。