公開日 2012年12月11日 最終更新日 2014年8月22日
一般社団法人夫婦問題レスキュー隊
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昨日(12月10日)ご相談件数(メール・対面・お電話) | 女性18件男性0件 |
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12月累計ご相談件数(メール・対面・お電話) | 女性163件男性2件 |
夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気した夫に悩む相談者にとって、離婚するかどうか
は非常に葛藤があります
それは私自身に離婚の経験があるからよくわかります
そして、その多くの場合は、修復できない、離婚やむ
なしという気持ちになるので辛いのです
相談者にはよくよく話をするのですが、離婚したくない
と言っていた方が、数か月後に離婚しますという事は
決して珍しくないのです
そこには、離婚になってしまったとか、修復できなかった
ではなく、修復の先に未来はない、私は自分の人生を
夫との夫婦関係では見いだせないという心持になって
いるのです
わかりやすく言えば、判断基準が夫から自分に移って
いる証拠です
夫に戻ってきて欲しいとか、まだ愛していてほしいと
いう気持ちで修復をイメージします
しかし、そうではなく浮気した夫を受け付けない、又
は視界に入ってこないという状態になると、そのイメ
ージは全くなくなります
私が話して、自分もそうなれば楽になるという相談者
は多いのですが、実際カウンセリングをしばらく受け
てもらうと、随分夫への見方が変わります
その見方こそが、自分にとっての夫の比重を下げて
いきます
もちろん、離婚を推奨しているわけではありませんが
離婚するにしても修復するにしても、夫への依存や
期待値を下げなければ苦しくて仕方がないのです
そこを嫌だ嫌だ、離婚は絶対嫌だでは夫はますます
離れるだけです
本当に夫が自分にとっての人生のパートナーなのかは、
必ず冷静になって考える必要があります
もっと言えば、パートナーではなく単なる生活費を
入れてくれる人、子供のための父親でいてもらう事
世間体のための夫くらいの割り切りで夫婦を続ける
気持ちでも構わない
実際世の中にはそういう夫婦は少なからずいます
それくらい、自分にとって近くにいればいい存在、
愛してもらわなければ嫌な存在、経済的に依存でき
ればいい存在など、夫の存在意義はどうなのかを
考える事です
そこを何も考えなしで、単に修復したいというだけ
では、誰と夫婦をやっても同じでしょう
それくらい、自分にとっての夫のイメージを明確に
持つことは人生の大きな宿題なのです
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