夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者にとっては、多くの事が二転三転している状況が続いて
いる中で、苦しみから抜けられないわけです
目次
人生はいい事と悪い事の日替わりの感情の連続
例えば、結婚した時には
『私は世界一幸せ、こんなに幸せでいいのだろうか』
と思っていたかもしれませんが、時が経過して夫の不倫に遭遇すると
『私は世界一不幸、こんなに不幸な奥さんはいない』
と思っているかもしれません
また、夫に
『お前の事はもう関心はない、早く別れてくれ』
と言われて意気消沈した翌日に、何事もなかったかのように
『今日は買い物に行く、その後は子供と一緒に食事に行く』
と、普通に家族で暮らす態度に
『少し戻ってくれている、ほっとした』
と、穏やかな気持ちにもなるように日替わりの感情です
気持ちが右往左往する原因は夫というケースが殆ど
このように、自分の気持ちが右往左往する原因は夫というケースが多いのです
もちろん一緒に暮らしているわけですから、自分に影響する多くの事象を夫が起こして
いるのは、当然と言えば当然です
その中で、いかにその人生の波を小さくするかが大事になります
それには、いかに勝手に
‘物事をよく見過ぎない‘
という事です
悪い事は現実的に把握しているが結婚をはじめいい事は盛っている
そもそも、悪い事というのは時間が経過すると大体現実的に把握してきます
しかし、いい事というのは概して
‘イメージ先行‘
で、捉えてしまいます
アドレナリンが出ているというか、舞い上がっているような心理状態で考えますので
現実よりも、
‘盛っている‘
わけです
結婚や夫婦を後から考えると
- 『あの時は勢い、憧れていたから』
- 『周りの事は何も関係ない、私の気持ちだけだった』
- 『何も不安はなかった、結婚できないなんてあり得ないと思っていた』
というように、現実にさらに自分のプラスイメージをコーティングしているのです
いい事が過剰になっている所に悪い事が起こるとギャップが大きい
そのいい事が過剰になっている所に、悪い事が起こると非常にそのギャップを大きく
感じるわけです
もちろん、夫の不倫自体は大きな悩みの元である事は間違いない
しかし、その悪い事を現実的に見れば見るほど冷静になって
『これは変えようもない事、いくら騒いでもなかった事にはできない事』
と、思えてきます
後はいい事を過剰に見ていた事が分かれば、そのギャップが小さくなるのです
カウンセリングでいい事も悪い事も現実にリサイズする
それをカウンセリングで
- 『そもそも夫をよく見過ぎていたのですよ』
- 『結婚をゴールにしていたはずですが、実際はスタートですよ』
という事を伝えます
良かったと思っていた事を現実的にしてもらう事で、悪い事も冷静に見えてく
『いい事も悪い事も、そのままで捉える』
という
‘現実にリサイズ‘
という処世術を身に付けてもらうと、自分の行動が具体的になっていくのです
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