木村泰之のカウンセリングで一番わかる事は〔他の不倫夫もブス女も同じアホ〕という事実

妻の妻たるゆえん

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者にとっては、不倫が出る前はおおむね良好な夫婦という
感覚で過ごしてきています

 

夫の不倫は誰もが青天の霹靂

 

 

  • 『先月不倫が発覚しましたが、それまで全然普通の夫婦でした』
  • 『半年前に気付いたのですが、昨年まで何もおかしな事はなかったです』
  • 『想像できませんでした、こんな事をする夫ではありませんでした』

 

というように、

 

`晴天の霹靂`
`寝耳に水`

 

という思いです

 

当然、現実の世界に自分が直視できるまで時間がかかるのです

 

あまりにも、現実の不倫夫と少し前までの夫にギャップがあるからです

 

夫婦は他人の共同生活という感覚が必要

 

 

そのギャップを埋めるには、どうすればいいのか

 

それは

 

‘夫婦は他人の共同生活‘

 

という事です

 

そこには、多くの人が今一つわかったようでわからない感覚です

 

カウンセリングで夫が普通にいる大事な人がピンとこない人に変わる

 

 

しかし、私の相談者がカウンセリングを受けている中では

 

  • 『言われた事がよくわかりました』
  • 『自分の中の夫を崩さなければいけないですね』
  • 『夫は夫で私は私ですよね』

 

と、その夫の姿がどこか

 

‘普通にいる大事な人‘

 

 

から

 

‘ピンとこない人‘

 

位に変わっていきます

 

夫へのガチガチの見方を崩す作業が必要

 

 

そうなるのは、相談者の思考の

 

‘夫へのガチガチの見方を崩す作業‘

 

を入れていくからです

 

相談者一人では非常に難しい事ですが、それを何度も何度も重ねていくうちに
ある時から、夫の姿が変わって見えてきます

 

それをもたらすのは、自分以外の世の中の声を入れるからです

 

私は夫と自分を勝手に一体化させていた

 

 

例えば、相談者の交流をしてもらうと

 

  • 『他の方の夫の話を聞いて変わらないんだ、どの夫もアホなんだと思います』
  • 『私だけの見方では全然わからない、本当に夫は別の顔を持っているんだ』
  • 『夫も私をわかっていないし、私も夫の事をわかっていませんでした』

 

というような、言葉が出てきます

 

その中から夫婦の絶対化が、いかに自分をボケさせていたのかを知るのです

 

このブス女は同性としても大人としても許せない

 

 

そこから、しっかりと

 

『私は夫と自分を分けて考える、勝手に一体化させていた』

 

と、それまでの自分の大きな勘違いをやめるのです

 

それと同時に、陰に隠れているブス女に

 

  • 『この女は同性としても大人としても許せない、絶対に許さない』
  • 『ブス女は本当にブスと他の人も言っている、私も確認しなければ』
  • 『ブス女如きに人生を狂わされている場合ではない』

 

と、一人の社会人として強い気持ちが出てくるのです

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。