夫の不倫の実態を知るべき人に【つまびらかにする】事が日本の夫婦

夫の不倫を身内に話す

公開日 2021年8月11日 最終更新日 2021年8月11日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、どうしても自分の中ではきつい事象でしか
ない事は、誰が想像してもわかります

 

その状況では、どうにかしていいのかわからないままです

 

夫の不倫で夫婦を何とかしたいという思考

 

 

その中での判断基準は、

 

‘夫婦を何とかしたい‘

 

というような思考です

 

  • 『どうにかして、夫との関係を修復したい』
  • 『どうすれば夫婦はまた昔のような関係になるのか』
  • 『何をしたら、夫婦の状況が変わるのか』

 

という感じで、夫婦の関係性が最優先です

 

日本は戸籍を一つにする事で夫婦という関係性になる

 

 

そもそも、その夫婦というものは何か

 

日本は戸籍を一つにする事で夫婦という関係性になるわけです

 

この戸籍という制度がある国は2、1世紀では日本以外には中国と台湾だけです

 

とは言え、その二国の制度も形骸化しているので実質日本の固有に近い制度です

 

日本で戸籍があるのは家と家とのつながりを重視している

 

 

日本で戸籍があるのは、まさしく

 

‘家と家とのつながり‘

 

を重視しているからに他なりません

 

要はその人その人の家族とのつながりが全てわかるのです

 

それは日本という国が、個人主義ではなく家族主義の国だからこそです

 

よく結婚は

 

‘家と家とのつながり‘

 

と言われるように、良くも悪くも家族間の事が色濃く出ます

 

夫の不倫を親に知られたら大きな迷惑がかかるという日本人の意識

 

 

その中で夫の不倫に、夫婦の関係性を維持したいというのは

 

  • 『親に知られたら大きな迷惑がかかる』
  • 『親には絶対に言えない、離婚しろと言われる』
  • 『兄弟に相談したら、私ならもうサヨナラするけどと言われた』

 

というような思いが深層心理にあるのです

 

言い方を変えると、不倫が出ても

 

‘夫と自分‘

 

だけの、本当の夫婦二人の事で考えていないのです

 

それはそれで、日本人のいい所でもあります

 

周りへの影響を考えて、物事を判断しているという事です

 

夫の不倫を知るべき人につまびらかにする

 

 

その日本人のいい所を、一人で考えないようにしなければいけないのです

 

つまり、

 

‘夫の不倫を知るべき人につまびらかにする‘

 

という事です

 

ここで言う知るべき人というのは、自分がお世話になっている人です

 

最初相談者は、夫の不倫をなかなか親兄弟に言えないというケースは少なくない

 

しかし、そこからカウンセリングで話を聞いてもらっているうちに

 

  • 『これは私が一人で考えていても意味がない』
  • 『多くの人に知ってもらうべき事』
  • 『夫婦の問題でも何でもないという事がよくわかってきた』

 

という事に気付きます

 

夫の不倫は夫婦二人の問題ではないという事が強くわかってくる

 

 

もちろん、身内に伝えるタイミングや言葉は大事です

 

しかし、結果的には

 

‘夫婦二人の問題‘

 

ではないという事が強くわかってくるのです

 

そこから、世の中に味方がいるという心境になって強く出る事ができるのです

 

それを私の数多くの相談者が経験しているのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。