夫婦カウンセラーの木村泰之です
夫の不倫に対して誰もが苦しい思いを持ち続けますが、その時には自分の我慢を
優先している方が少なくありません
目次
夫の不倫にとにかく自分の動きに制限がかかっている
- 『私さえじっとしていれば、やめてくれるかも』
- 『下手に動くともっと悪くなるかもしれない、そう思うと動けない』
- 『夫は私に怒っている、この怒りを鎮めなければ許してくれない』
と、とにかく自分の動きに制限がかかっている
‘一人緊急事態宣言‘
のような状態です
不倫は目に見えて人から人に感染するものでも何でもない
コロナウィルスの緊急事態宣言は、とにかく感染を防止するためのものです
なぜなら、コロナウィルスは人から人へ感染するからです
しかし、夫の不倫に外出をしないような状況では真逆の状況になってしまいます
なぜなら不倫は目に見えるものですし、人から人に感染するものでも何でもない
こちらから、
‘実態を掴む‘
行動が必要なのです
そこに、自分でブレーキをかけていてはいけないのです
しかし、相談者の心の中の恐怖や不安がそれを邪魔します
夫には愛情があるというのは愛情が欲しいの言い換え
その不安や恐怖は
- 『夫には逆らえない』
- 『夫に面倒を見てもらっている』
- 『夫には愛情がある』
というような、不倫への怒りや憎しみとは全く関係ない思考です
その、作用してはいけない感情や気持ちを別の箱に入れておくのです
夫に愛情や気持ちがある事は、別に問題なんてないのです
しかし、その感情が不倫に我慢したり動けない自分を作る事が問題なのです
もっと言えば、自分に愛情や気持ちがあるというよりも
`夫にもらいたい`
という、受け身でしかないのです
それを 変えなけばいけないのです
自分のプライドはどこに行ったのか
不倫している夫から愛情や気持ちをもらおうとしている、
‘自分のプライド‘
はどこに行ったのか
独身の頃であれば、彼氏に浮気されたら
- 『私の方が願い下げ、顔も見たくないわ』
- 『絶対に許さない、もうさよなら』
- 『とっとと消え失せろ、もう二度と目の前に現れるな』
位の気持ちになっていたはずです
愛情欠乏症でプライドもない女に成り下がっている自分をやめる
しかし、今はそんな怒りや憎しみの前に
‘愛情欠乏症‘
のような、プライドもくそもない女に成り下がっているのです
- 『こんな男に愛情をもらうなんて、私の人生ではあり得ない』
- 『そんなに不倫したければ、私に土下座して払うもの払ってからにしろ』
- 『勝手な事ばかり言っているバカ二人に、私の怒りは収まらない』
という、主体的な自分の感情を出すのです
それが普通の人間です
何か理不尽を受けたら、いじめられっ子のままでいいはずがないのです
ダメなものはダメという
‘人として大事なもの‘
を、カウンセリングの中で心の奥底まで刷り込んでもらうのです
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