夫が〔一番想像できない事〕をやっているのに夫婦に隠し事はないという自分に喝

夫婦の見方を変える

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者にとってみれば、夫がまるで別人のように変わった感覚が出ます

 

姿形は変わりませんが、言動が全く以前とは違うという思いです

 

いや、正確に言えば顔つきだけは全然違うのです

 

不倫夫の顔つきは指名手配の犯人のようなもの

 

 

その顔つきというのは、指名手配の犯人のようなものです

 

人を寄せ付けないように、目を吊り上げているのです

 

その顔つきを見れば

 

  • 『なんでそんな怖い顔をしているの、何があったの』
  • 『どうしてこっちを見てくれないの、私が何か嫌な事をしたの』
  • 『こんなあなたを見た事がない、なぜなの』

 

という、喪失感というか手の届かない所に夫が行っているような思いです

 

夫は隠す方で妻である相談者は隠される方

 

 

それは、全て

 

真実を隠されている`

 

からこそです

 

夫は隠す方で、妻である相談者は隠される方です

 

最初はそれを認識できるわけがありません

 

なぜなら

 

`夫婦に隠し事なんてない`

 

という思考です

 

もちろん、それがあるべき夫婦です

 

夫は妻が一番想像できない事をやっている

 

 

しかし、現実はそれは理想像に過ぎないわけです

 

夫は、妻が一番想像できない事をやっているのです

 

その頭の中の夫婦と、現実の夫婦のギャップを埋めるのはそうそう簡単ではありません

 

なぜなら、夫の怖い顔の原因を自分にしているのです

 

  • 『私がもっと優しくないとダメかも』
  • 『普段のだらしない私を嫌いになったんだ』
  • 『夫は離婚するかも、どうしよう』

 

というように、全ての原因を自分に刷り込んでいるのです

 

知りたくない事を知らなければいけないのが人生

 

 

その状況から、カウンセリングで真実をシミレーションするのです

 

そのシミレーションは相談者にっとっては、必ずしも知りたい事ではありません

 

しかし、その知りたくない事を知らなければいけないのです

 

真実は変わらない事ですが、見てない事や聞いていない事は想像の域を超えない
ですから、その変わらないもので考えたり行動しなければいけないのです

 

そこから、しっかりと自分の中で

 

  • 『夫婦にだって隠し事は存在する、それを否定してはいけない』
  • 『夫の事を過信いていた、私が勝手にいい人だけにしていた』
  • 『こんな事をしている夫を、私が見誤っていた』

 

という自分にならなければいけないのです

 

夫の不倫は夫婦の見方を変える転機

 

 

そこから、夫婦の見方を変える転機になるのです

 

もちろん、その見方というのは今後の人生に大きな意味を持つのです

 

夫婦を自分都合で固定化してはいけない、という柔軟な思考なのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。