公開日 2021年9月25日 最終更新日 2021年9月25日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者にとっては、辛い思いや憤りを感じている中で
荒波に揺らされている小舟に乗っているような感覚です
目次
夫の不倫は海に投げ出されないように必死に船に掴まっている状態
その状況では、ただただ海に投げ出されないように必死に船に掴まってその
波が静まるのを待っているわけです
そういう時に、少しだけ海が穏やかになるように
- 『今日の夫は笑顔を見せてくれている』
- 『昨日の険しい顔から、少し優しい言葉をかけてくれた』
- 『家族で外出しようと言ってくれた』
という日も出てきます
『こういう日がいつまでも続けば』
と神頼みのような気持ちですが、その状態は続く事なくすぐに荒れてしまいます
断続的に続く荒波には抵抗しない方がいいという思考しか生まれない
すると、船に酔っている状態を越えて頭と体がバラバラになってしまいます
そのような状況で、何か好転させる事ができるはずがないのです
むしろ 断続的に続く荒波には抵抗しない方がいいという思考しか生まれません
カウンセリングのアドバイスは船の乗り換え
その中で、カウンセリングで何をお話しするのか
それは、
‘船の乗り換え‘
です
要は、相談者の乗っている船はブス女が転覆させようとしているわけです
その船には夫も乗っていますが、ブス女の子分ですから揺らすタイミングや
強さを知っているのです
乗り移る船は世の中の人が乗っている船
というよりも、ブス女の指令で夫がその船を揺らしているのです
そのバカ二人の影響を受けないようにするためには、乗っている船から違う
船に乗り移る事です
その乗り移る船というのは、
`世の中の人が乗っている船`
です
世の中の人からすると
- 『そんな船に乗っていたら危ないから、こっちに乗り移って』
- 『その小舟では転覆してしまう、早くこっちに来て』
- 『すぐに溺れてしまう、とにかく助けるから』
という思いで、このバカ二人が揺り動かしている船で悪戦苦闘する妻を見ている
わけです
そんな危ない船に乗っていてはいけないという世の中の声
相談者である妻からすると、その乗っている船しか視界にないわけです
しかし、世の中の人からすると
『そんな危ない船に乗っていてはいけない』
としか映らないのです
大きな安定した船に乗り移った後であれば冷静にこの状況を掴める
それをカウンセリングで説明するのです
- 『私は夫の言われるがままの人生でした、何もわかっていなかった』
- 『夫に右と言われたら右で、左と言われたら左の人生でした』
- 『夫の陰に隠れるブス女が指令を出しているのですね』
と、大きな安定した船に乗り移った後であれば冷静にこの状況を掴めるのです
それをしっかり認識してもらう所から、この不倫への対処のスタートなのです
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