〔オリンピック選手の悲喜こもごも〕も〔妻の感情〕も人生の見直しが重要

人生は納得が大事

公開日 2021年8月2日 最終更新日 2021年9月9日


夫婦カウンセラーの木村泰之です


夫の不倫に悩む相談者と、今までも数多くの時間を共有しているわけです


その苦悩や孤独に対して、何が大事なのか

 

努力をすれば必ずしもすぐに幸せになるとは限らないのが人生

 

もちろんその苦しみから抜けたいですし、平和を取り戻したいわけです


しかし、それを求めれば求めるほど手に入らないような心境です

 

それも努力をすれば、必ずしもすぐに実現できるとは限りません

 

また、そういうものに


『もうこんな事で苦しむのはバカらしい』

 

という自分を出すと、ひょんな事から楽になる事もあります


それ位、人生で起こる事は気まぐれです

 

オリンピック選手と相談者の姿が重なる

 

 

そういう状況はオリンピックの選手を見て、その姿が重なります

 

いろいろな競技で頑張っている選手は、それぞれ人知れず毎日努力を続けてきて
臨んでいます

 

それで結果が出る人もいれば、出ない人もいます

 

金メダル間違いなしとか、最有力候補と言われても予選落ちをする選手もいます

 

もしくは、それほど期待されていなくていい結果を残す選手もいます

 

結果が付いて来るかどうかはその時その時で違う

 

 


そういう姿を見ますと

 

『こんなに頑張ったのに、何で結果が付いてこないのか』

 

という思いもあれば



『世の中には神様がいるんだ、頑張って本当に良かった』

 

という事もあるわけです

 

そこにある


‘悲喜こもごも‘

 

は、スポーツ選手でも相談者でも同じです

 

人生は緩めたり諦めたら終わり

 

 

しかし、そこで緩めたり諦めたら終わりです

 

スポーツ選手でも前回悔しい思いをした日から、

 

  • 『今日から次のオリンピックまで、絶対に頑張る』
  • 『オリンピックの借りはオリンピックでしか返せない』
  • 『次のオリンピックで笑顔になる』

 

という決意をして、努力を続けるわけです

 

立ち直れないと思っても、そこから

 

  • 『いつまでも悲嘆にくれていても仕方ない』
  • 『止まっていても意味がない、目標を作って頑張る』
  • 『結果は実力、実力が足りなかったから』

 

と、自分を見つめ直して奮い立つ

 

自分で立ち上がらなければ誰も助けてくれるわけがない

 

 

それは夫の不倫で悩む相談者に、本当に相通ずるのです

 

  • 『自分で立ち上がらなければ、誰も助けてくれるわけがない』
  • 『自分の人生をどう生きるかが大事、うまくいくかないと考える暇があれば
    できる事を全てやる』
  • 『結果も大事だけど、自分の納得の方がもっと大事』

 

という心境に変わってきます

 

嫌だと言っても苦しいと言ってもそのまま死ぬわけにはいかない

 


それまでには理不尽もあれば、悔し涙もあります

 

しかし、それでも生きていかなければいけないのです

 

嫌だと言っても、苦しいと言ってもそのまま死ぬわけにはいかないのです

 

そもそも、死ぬ勇気なんてそうそうないのです

 

頑張ってもダメな事もあると知れば結果よりも納得が大事

 

 

そう考えていると、

 

`人生観の見直し‘

 

を自然としている自分がいるのです

 

『自分の思い通りにいく事ばかりではないのはわかっている、でも本当に
頑張ってもダメな事もあると知れば、結果よりも納得する事が大事』

 

という自分に出会うのです

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。