夫婦を続けるなら人生一度は【踏ん張らなければならない時】が訪れる

夫婦に覚悟を持つ

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、今までにない苦しみや悩みが強く出ます
からどうしても、精神不安が大きくなります

 

今後の夫婦はどうなるのだろうか

 

 

それは当然ですし、そうならないほうがおかしいわけです

 

  • 『今後の夫婦はどうなるのだろうか』
  • 『夫はこれから何をしたいのだろうか』
  • 『私の人生はもう何もいい事はない』

 

という思いで頭の中が占めてしまいます

 

確かに目の前にいる夫は、信じられない状況です

 

 

突然の震度6に腰が抜けて立ち上がれないようなもの

 

 

例えるならば、

 

‘突然の震度6‘

 

が起こって、腰が抜けて立ち上がる事ができないようなものです

 

その後しばらく、余震が続いて

 

  • 『また揺れたらどうしよう、怖い』
  • 『下手に動くと危ない、動けない』
  • 『いつまた揺れるかわからない、どうすればいいの』

 

というような思いです

 

しかし、その状況にいつまでもビビッていても仕方がないわけです

 

立ち上がるためにはどういう思考にするのか

 

 

ここから

 

‘立ち上がる‘

 

ためにはどういう思考にするのか

 

それをカウンセリングでお話しするわけです

 

その一つに、

 

『人生で夫婦を続けていれば、必ず一回は踏ん張らなければいけない時が来る』

 

という事をお話しします

 

それは、いつ来るかどういう状況かは全くわかりません

 

まさに、それは地震と同じです

 

自分の知力を絞り出す

 

 

地震が来ても、その時の状況では自分一人かもしれません

 

その時には、どう動いていいのかわからないわけです

 

しかし、そういう時こそ

 

‘自分の知力を絞り出す‘

 

という事です

 

知力とは、自分が今までの人生で理解したり経験している事です

 

地震で言えば建物の外にすぐに出ない、机の下に隠れる等の今までに覚えている
知識を出す事です

 

夫の不倫は世の中の悪事の一つ

 

 

それに比べて夫の不倫の対処そのものなんて、誰も教えてもらっていません

 

しかし、夫の不倫は世の中の悪事の一つです

 

悪事を目の当たりにすれば、どうするかは知識はあるのです

 

例えば、電車の中で痴漢を発見したらそのままにしないはずです

 

周りの誰かに伝えてでも、その被害者を救おうと思うはずです

 

‘夫がおかしい‘

 

ではなく、

 

‘許されない悪事が起こっている‘

 

と考えたら、対処は思い浮かぶのです

 

人生で一度は来る夫婦の踏ん張り時に臨む

 

 

  • 『私一人で考えていてはいけない』
  • 『誰かに助けをもらう事が必要』
  • 『私が加害者なわけない、悪いのは夫とブス女』

 

 

という、自分の人生で学んでいる事を思い出すのです

 

そういう思いで、人生で一度は来る夫婦の踏ん張り時に臨むのです

 

そこから、

 

『私は自分が覚悟を持って臨んだ夫婦を、しっかりと続けている』

 

という思いが強く出るのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。