〔自分の死〕と同じように〔夫の不倫〕を考えた事がない自分に喝

夫の不倫の現実から逃げない

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、夫の存在はどういうものなのかを常にチェック
するわけですが、かなり現実と乖離しているイメージがあります

 

そもそも夫との出会いは職場や紹介や同期生、ネットの出会い系やナンパや友人等、
きっかけは様々です

 

最初は全然関心がなかったという夫との出会い

 

 

最初からタイプの男だったというケースだけでなく、

 

  • 『全然私の好みではなかった』
  • 『むしろ一番嫌だと思っていた』
  • 「最初は全然関心がなかった』

 

 

というように、正直

 

‘眼中にない‘

 

という事も珍しくありません

 

そういう出会いでも、時間の経過と共に情にほだされて結婚に至るわけです

 

私に一生懸命にな夫への評価がいつの間にか上がっている

 

 

そうなると、最初のイメージが悪ければ悪い程付き合うほどに

 

  • 『よく見ればいい男』
  • 『私に一生懸命になってくれている』
  • 『前の悪印象はなくなった』

 

 

と、夫への評価がいつの間にか上がっています

 

そこに、

 

  • 『結婚してくれ、俺は結婚できなければ一生一人でいる』
  • 『お前しかいない、俺はもう決めている』
  • 『結婚して欲しい、一生幸せにする』

 

というような言葉でプロポーズされ、夫婦になっている人は珍しくありません

 

夫とは赤い糸で結ばれている

 

 

そういうスタートの夫婦では、

 

  • ‘夫は世界一の人‘
  • ‘夫は私を守ってくれる‘
  • ‘夫とは赤い糸で結ばれている‘

 

 

となるのは当然の事です

 

しかし、そこから妻が一番想像していない不倫が起るわけです

 

それに気付いて

 

  • 『そんなはずはない、夫に限ってはあり得ない』
  • 『夫が私を裏切るはずがない』
  • 『信じられない、そんな事をするわけがない』

 

 

と、その現実を打ち消したい自分がいるのです

 

しかし、それをいくら思っていても現実は変わらない

 

 

夫の不倫を自分の死と同じように考えた事がない

 

 

その様は

 

‘夫の不倫‘

 

 

‘自分の死‘

 

と同じように考えた事がない、あり得ない位の感覚を持っているのです

 

もちろん、誰でも死ぬのは100%ですが不倫は100%ではありません

 

しかし、現実を否定している自分がいるのです

 

そこに大きな問題あるのです

 

死と同様に夫の不倫を都合よく無いモノにしたい自分をやめる

 

 

どこかで、死と同様に夫の不倫を都合よく無いモノにしたい自分をやめるのです

 

誰だって死にたくないし、夫の不倫もあり得ない事にしたいのです

 

しかし、起こったものなかった事にはできない

 

夫の不倫が起った事にどうするのか、を考える転機にするのです

 

夫を自分の一番いいイメージにしたいのは勝手、しかし現実から逃げても苦しむ
のは
自分でしかないのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。