〔ため息ばかりつく夫〕を見て〔ため息をつく自分〕という夫婦のシンクロ

夫婦のシンクロ

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、多くの事が見た事がない状況に陥っている
わけです

 

その驚きの発信源は、もちろん目の前にいる夫でしかありません

 

つい先日まで、普通に一緒に過ごしてきた夫です

 

俺たちもうムリ一緒にいるのは限界

 

 

その夫が

 

  • 『俺たちもうムリ、一緒にいるのは限界』
  • 『いろいろ考えたけど、別れよう、それが一番いいと思う』
  • 『何を言っても無駄、今までさんざん我慢してきた』

 

というような言葉を、突然発するわけです

 

その夫を見て

 

  • 『・・・』
  • 『急にどうしたの、何があったの』
  • 『意味がわからない、女でもできたの』

 

というように、夫婦でお互いによくわからない会話というか錯乱した言葉の言い合い
になっているのです

 

夫婦は良くも悪くもシンクロしている

 

 

それは、ある意味夫婦が

 

`シンクロ`

 

している状態です

 

`夫婦は鏡`

 

という言葉がありますが、至るところでそれは現れます

 

いい時も悪い時も、

 

`相手に影響されている`

 

のは間違いない

 

夫は強く言わないと妻に負けてしまうという心理

 

 

もちろん、妻だけでなく夫もそうです

 

このケースで言えば、夫は内心びくびくしながら

 

  • 『切り出すのは勇気がいる、何を言われるかわからない』
  • 『絶対に発狂するはず、もう言い切るしかない』
  • 『強く言わないと、妻に負けてしまう』

 

という、心理があります

 

そういう夫を見て、今度は妻がびくびくしながら答えているのです

 

そういう心理の連鎖が、夫婦にはあるのです

 

夫がため息をつくと妻もため息をついている

 

 

例えば、こういう不倫をしている夫はため息をつくわけです

 

‘はぁ、・・・‘

 

というように、妻とは目もあわさずに発する

 

それを見て、妻の方もその夫を見て

 

‘はぁ、・・・‘

 

というため息をつくのです

 

そういう事も、すぐにシンクロしているのが夫婦です

 

夫は肉体関係を持ったブス女とのミラー効果がある

 

 

人間には、こういう親密な相手に同調する心理を表す

 

‘ミラー効果‘

 

があるのです

 

今の夫は、肉体関係を持ったブス女とのミラー効果がある

 

ブス女が

 

『早く奥さんと別れて、私はもう待てない』

 

と言っているから、妻に同じような言葉を発するのです

 

夫と妻のシンクロがおかしい方向に働いている

 

 

それ位、SEXというショートカットかついびつな親密関係でその状態になっている
わけです

 

その

 

‘夫とブス女のミラー効果‘

 

に、

 

`夫と妻のシンクロ‘

 

がおかしい方向に働いているのです

 

 

夫のため息で自分もため息をついていたその原因はブス女

 

 

その構図を、カウンセリングで知ってもらうのです

 

『ブス女とアホな乳繰り合いをしているから、夫がバカな事を言うのですよ』

 

と、説明をする中で

 

『夫のため息で自分もため息をついていた、その原因はブス女なんだ』

 

と気付くと共に

 

  • 『何で私がブス女に弱らせられなければいけないの』
  • 『夫がブス女を家の中に持ち込んでいるようなものじゃない』

 

 

という、出て当たり前の怒りや憎しみが出てくるのです

 

その感情を持てば、アホな夫のため息にシンクロする自分はいないのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。