公開日 2022年2月1日 最終更新日 2024年3月6日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、多くの人がその状況だけに頭が囚われてしまい、
その日その日のため息をつく夫に、右往左往してしまいます
しかし、その状態にはとにかく
- `受け身`
- `待ち`
- `言われるがまま`
のような言葉がピッタリはまります
夫のアホさを見ながらも、
- 『今度は何を言ってくるのだろうか』
- 『夫に何を言えばいいのだろうか』
- 『夫はどうしたいのだろうか』
というように、使えない中間管理職の上司から指示を待つ部下のようになっているのです
目次
お前もわかっているだろう時間のムダだ
しかし、そこから何が出てくるのかと待っても
- 『俺にはもうムリ、早く別れよう』
- 『お前もわかっているだろう、時間のムダだ』
- 『俺は散々尽くしてきた、解放してくれ』
と、おおよそできる上司の指示とはかけ離れている
`自分可愛い`
の、部長の顔色を窺う課長でしかないのです
夫が義務をやらなくなる事を恐れてしまう
その夫に何を求めるというのか
もちろん稼いできてもらわなければいけませんし、子供の父親もしっかりやらなければ
いけない
それはそれで、どの夫持っている責任でもあり義務です
その義務をやらなくなるのではとか失うのではと恐れてしまうと、悪くもない妻
が、どうしても言われるがままになってしまいます
しかし、妻が心配しなくても夫はその義務から逃れる事はできないのです
不倫に何をしなければいけないのかがわからない
そういう心配をしていると、エネルギーを無駄にするのです
要は、不倫という事象に
‘何をしなければいけないのか‘
という事がわからないのです
その
‘何をしなければいけないのか‘
を伝えるのがカウンセリングです
夫ではなく不倫そのものに対処が必要
ここで勘違いしてはいけないのは
‘不倫脳夫‘
に、やらなければならない事ではないという事です
‘不倫の事象‘
にやらなければいけないのです
不倫脳夫にやらなければいけない事を考えると、優しくするとか愛情を持って接するとか
冷静に話し合う等のように、どうしても
- ‘事を荒立てない‘
- ‘夫婦で解決する‘
というような事を考えてしまいます
それでは何も状況は変わらない
不倫は許せない事放置してはいけない事
そこに、
‘不倫の事象‘
に対して考えると
- 『不倫は許せない事、どうしても放置してはいけない事』
- 『あり得ない事、私の人生でこのままにしてはいけない事』
- 『昔の彼氏の浮気の時もそう、私は許せなかった』
というような感覚になります
自分が自分でなければいけない
自分や周りの人の人生をダメにされるわけにはいかない、真っすぐに生きている自分が
自分でなくなるわけにはいかないという、明確な目的が出て切るのです
その目的がある中で、この不倫に様々な対処をするのは手段なのです
その
‘手段と目的‘
をわかっていないのです
目的があれば手段として行動を起こせる
言い換えると、
‘目的意識‘
がないという事なのです
そういう相談者に、
- 『ブス女を叩くのも、慰謝料請求をするのも手段です』
- 『夫との夫婦の仲ではなく、自分の生き方がどうかが大事です』
という、目的を設定するアドバイスをするのです
その目的があれば、相談者は手段として行動をしっかりと起こせるようになるのです
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