ため息つく夫の不倫に嘆く前に錆びた倫理道徳正義を磨き直す方法

子供の倫理観

公開日 2022年4月22日 最終更新日 2024年3月6日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

世の中の不倫には様々なケースがあります

 

年齢差の大きい夫とブス女やW不倫や遠距離での不倫、外国人のブス女との不倫も
あれば、風俗嬢との不倫も妻の不倫も友人だった女と夫の不倫もあります

 

 

世の中なんでも起こる

 

 

そういう様々な不倫が起る事を、カウンセリングの中で知っていると

 

‘世の中なんでも起こる‘

 

という事を実感します

 

しかし相談者にとってみれば、そのどれもが

 

 

  • 『こんな事ってあるの』
  • 『あり得ない、ウソでしょう』
  • 『どうすればいいの、何もできない』

 

という、いわゆる

 

‘青天のへきれき‘

 

にしか映らない事です

 

人間は誰しも経験した事がなければ、最初は驚きとかショックを受けるわけです

 

それは当然の事ですし、それがないはずがない

 

その驚きやショックというのは、まさに苦しみしか感じないわけです

 

 

喪失感・焦燥感・無力感等が頭の中に強くある

 

 

そういう思いを持っている相談者に、最初はいろいろとお話しをしても

 

  • ‘喪失感‘
  • ‘焦燥感‘
  • ‘無力感‘

 

等が頭の中に強くありますから、私のアドバイスを聞いても

 

  • 『話は分かるけど、できるかな』
  • 『そこまでやらなくてはいけないのかな』
  • 『いろいろとやらなければいけないのか、大変そう』

 

というように、想像以上にハードルが高いように聞こえます

 

もちろんそれは、当然の事です

 

なぜなら、それまでは自分の頭の中の

 

‘安全策‘

 

を取ってきたようなものです

 

しかし、それをやっても何も良くならないどころかひどくなっているから私の所に
来ているはずです

 

そこで聞くアドバイスが、相談者にとって最初から

 

  • 『それならできる、私にもできる』
  • 『それでいいならやってみる』
  • 『それ位で変わるなら、頑張る』

 

 

と思える事なら、とっくの昔に自分でやっているのです

 

これをやるには覚悟が必要という事をやる

 

 

しかし、それをやっているうちは今までの延長でしかない

 

だからこそ、

 

  • 『これをやらなければいけないんだ』
  • 『これをやるしかないのか』
  • 『これをやるには覚悟が必要』

 

と、相談者が

 

  • `避けていた事`
  • `逃げていた事`
  • `考えていなかった事`

 

を伝えるのです

 

要は、自分にとって

 

‘初物‘

 

をやらなければ、何も変わらないのです

 

カウンセラー木村泰之の立場からしても、同じ事を繰り返すアドバイスでは存在意義
が全くないのです

 

  • 『怖いかもしれないけど、やらなければ状況が変わらないですよ』
  • 『やり始めたらこんな事かと思います、一歩目の勇気です』
  • 『やっておかしくなる事なんてない、今が一番最低の時です』

 

という要因、背中を押す事を常に意識します

 

そのアドバイスの根本には、私にはある確信があるのです

 

小さくなって錆びているモノを磨き直す

 

 

それは相談者が元々持っている、強い

 

‘倫理・道徳・正義‘

 

を、カウンセリングを通じて感じるからです

 

しかし、それが日々の夫婦の生活の中で少しずつ希薄になっているのです

 

要は全くないモノをどうにかするとか、ゼロから作り上げるという事ではない

 

小さくなって、錆びているモノを磨き直すのです

 

相談者は、それに気付かずにいた自分から、

 

  • 『こんな大変な事を忘れていたんだ』
  • 『まさに平和ボケ、緩んでいた自分がよくわかる』
  • 『夫ではなく、私の中にあるモノは小さくなっていたんだ』

 

という事を痛感するのです

 

そもそも私の所に来る相談者は、夫の不倫をどうにかしたいという思いです

 

アホな夫と形だけ夫婦を取り戻しても意味がない

 

言い換えると、

 

‘安心を失いたくない‘

 

という思いです

 

しかし、それはあくまでも

 

‘夫婦の枠組み‘

 

を優先しているからに他なりません

 

しかし、そのアホになっている夫と形だけの夫婦を取り戻しても全く意味はない

 

ため息ばかりつく夫に望むものは上っ面の愛情

 

 

ため息ばかりついている夫に、懇願して望むものは

 

  • ‘上っ面の愛情‘
  • ‘軽い気持ち‘
  • ‘舐められた夫婦‘

 

でしかありません

 

しかし、そこに気付くわけでもなく

 

‘なす術もない‘

 

という自分です

 

しかし、そこからどうやって自分を変えるのか

 

そこには、ある方法が必要です

 

その方法とは何か

 

それは

 

‘年下の人間に学ぶ‘

 

という事です

 

ある年齢を越えると成長ではなく劣化もある

 

 

人間という生き物は、歳を重ねれば重ねるほど真面目になるとかしっかりするとは
限らないのです

 

もちろん、ある年齢までは体がそうであるように心も成長します

 

しかし、ある年齢を越えると成長ではなく

 

‘劣化‘

 

もあるのです

 

それは、人間関係の慣れとか緩みや忖度なども影響しています

 

例えば若い頃の自分であれば、

 

  • 『そんな事は絶対に駄目、いいはずない』
  • 『それは許されない事、それを見過ごすわけにはいかない』
  • 『それでいいなら、警察はいらないレベル』

 

という位に、世の中の基準を意識しています

 

周りにいる年下の人間に学ぶ

 

 

しかし、今の自分は

 

  • 『夫がこう言っている、そうであれば従う』
  • 『夫にいろいろと言っても面倒になるだけ、もうそれは目をつぶる』
  • 『夫と暮らしていくには、自分を殺す事も必要』

 

という意識がどこかにあるのです

 

しかし、それで夫の不倫に距離を取っている自分では弱くて辛くて仕方がないのです

 

そこに必要なのは、かつての

 

‘倫理正義道徳‘

 

です

 

しかし、その昔の自分を辿っても遠い過去の人も少なくない

 

だからこそ、周りにいる

 

‘年下の人間に学ぶ‘

 

のです

 

夫の不倫に自分を責める癖をやめて【倫理・道徳・正義】 の怒り憎しみを出す

 

自分が思う夫の不倫よりも子供の捉える父親の不倫

 

 

その一番の存在が何と言っても、自分の子供です

 

 

  • 『自分の子供の方が夫の不倫に一番怒っています』
  • 『子供はショックもありますが、それよりも冷静に捉えています』
  • 『夫の事を子供が一番ダメとこき下ろしています、想像以上です』

 

というように、自分が思う

 

‘夫の不倫‘

 

よりも、子供の捉える

 

‘父親の不倫‘

 

の方が、全然毅然としている事に気付くのです

 

やもすると

 

  • 『子供には絶対に知らせる事はできない』
  • 『子供にわかったらどんなにショックを受けるか』
  • 『子供は繊細だから、どうなってしまうのか』

 

 

というように、子供には一番この夫の不倫に距離を置こうとします

 

しかし、そんな事をしても子どもは見抜いているケースが殆どです

 

もちろん年齢にもよりますが、私の感覚からすると5歳でも父親の異変に気付きます

 

子供に知られてはいけないと家族を分断している

 

 

それを父親の夫も母親の相談者である妻も、

 

  • 『子供には関係ない事』
  • 『子供には知られるわけにはいかない』

 

と、勝手に家族を分断しているのです

 

 

子供の持つ正義感に後れを取ってはいけない

 

 

しかし今の子どもは、昔と違って情報量が格段に違います

 

それは、言わずもがな

 

‘ネット社会‘

 

だからこそです

 

昔では知り得なかった事や、わからなかった事がいとも簡単に手に入ります

 

しかもそれは親が知らないうちに、いつでもどこでも入手できるのです

 

その中で不倫というものがどういうものか、明確にわかるのです

 

それを当事者の父親である夫や、被害者である母親の妻が隠しても逆に

 

『私が知らないと思っている、知っているとわかったらショックを受けるかも』

 

と、親に忖度をする事も珍しくないのです

 

そういう子供さんの持っている、正義感に後れを取ってはいけないのです

 

それを、カウンセリングの中でしっかりと大きく明確にしてもらうのです

 

ため息をつく夫のアホさを、自分ではなく子供の持つ基準で対峙するのです

 

不倫する父親とすがる母親を見た子供心を想像すれば正義が絶対必要

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。