夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者と接していますが、まずカウンセリングの初期の段階で
相談者の頭の中にある情報を、しっかりと整理をする必要があります
目次
相談者の頭の中は様々な情報がとにかく詰め込まれている
どういう事かと言えば、相談者の頭の中は様々な情報がとにかく詰め込まれている
状態ですから、何が正しくて何が正しくないかはよくわかっていません
例えば夫に
- 『お前とは本当に無理だから』
- 『もういくら話しても無駄だ、俺に話しかけるな』
- 『こんな事をいつまでやる気だ、もうとっくに終わっている』
というように、心無い事を言われるのもある意味一つの情報です
また、夫の持ち物を調べてブス女とのやり取りやプレゼントを見るのも情報です
- 『もう出会ってから3年だね、今年もたくさん一緒に過ごしたい』
- 『誕生日おめでとう、これ使ってね、いつも愛をありがとう』
- 『もう毎日○○の顔ばかり想像している、今すぐに会いたい』
というような、花畑のやり取りです
しかし、前者の夫の暴言と後者のバカ二人のやり取りでは決定的に違いがあります
それは何かと言えば、
- ‘意図的とそうでないもの‘
- ‘受け身とそうでないもの‘
- ‘対自分とそうでないもの‘
というように、夫がわざと自分に言ってくる事とバカ二人のこっそりのやり取りと
いう違いです
夫にもうお前の事は全て見放していると言われました
前者も後者も情報には違いありませんが、前者は相談者を弱らせるための
‘策略の言葉‘
です
後者は、バカ二人のアホさを知る言葉です
そういう決定的な違いがあるにもかかわらず、相談者にとっては単なる情報になって
いるのです
- 『夫にもうお前の事は全て見放していると言われました』
- 『夫は私の事を嫌いになってしまったと思います』
- 『私は夫に言われてもうどうしていいのかわかりません』
と、その策略の言葉を真実にしているのです
もちろん、夫が放った言葉という意味では真実です
しかし、その裏にあるものは
‘妻を弱らせる‘
という、バカ二人の悪意です
バカ二人の言葉だけを受け取っていても自分だけがバカを見る
その作為的なバカ二人の意図を、わからないまま言葉だけを受け取っていても結局
自分だけがバカを見るのです
つまり、こういう夫の唐突なバカな言葉は
‘妻を貶める情報‘
でしかないのです
しかし、夫とブス女のやり取りやカードの情報は
‘不倫の実態‘
という、第三者から見た情報です
バカ二人の意図的情報客観的情報が混在している
要は相談者の頭の中には、大きく二つに分けで
‘バカ二人の意図的情報‘
と
‘客観的情報‘
が混在しているわけです
それを、勝手に頭の中で結び付けて自分を弱らせてしまっているのです
そこに、ネットサーフィンで
- 『もっと夫を大事にしなければ、気持ちは戻ってこない』
- 『不倫なんて目を瞑って、夫の事だけを愛して』
- 『まだ愛情が足りないから、夫はあなたに目を向けない」
というような、いわゆる
- ‘愛され妻‘
- ‘良妻賢母‘
等と標榜するカウンセラーというか、不倫をほう助するような情報にさらにワケが
わからない状態になっているのです
相談者にとっては、
- ‘夫に言われた事‘
- ‘見つけたラインやカード‘
- ‘ネットの様々な言葉‘
は、全て情報と言えば情報です
しかし、その情報を全て
‘真実‘
にしているのです
情報には真実もあればフェイクニュースも存在する
情報の中には、
‘真実‘
もあれば、
- ‘フェイクニュース‘
- ‘裏がとれていないもの‘
- ‘自分が全く知らないもの‘
など、とにかくいろいろな内容があるわけです
それを、ただ夫が言っていたとかネットに書いてあるからと言って鵜呑みにする
自分をやめなければいけない
もちろん、心弱っている時というのは耳にする事や目に入る事が過剰に
‘そういうもの‘
と思えてしまう
嘘の情報も心が弱っていると自分の頭の中を通過してしまう
言い方を変えると、疑いが希薄になってしまいます
普段であれば、
- 『そんな事あるわけない、何を言っているの』
- 『こんな話でうまくいくわけないじゃない』
と、一蹴する事でも、心が弱っていると
- 『そうかもしれない、私がわかっていなかっただけかも』
- 『そうなんだ、そんな事全然知らなかった』
というように、スルリと自分の頭の中を通過してしまうのです
その疑うというバリケードが低くなっている状態では、逆に真実を見抜けない自分に
なってしまいます
夫の不倫がおかしくなる前は、その
‘情報の分別‘
はついていたのです
人間というのはちょっとした事で自信を失う生き物
しかし、夫の不倫を機に
- 『私のやっている事は、夫にとっては嫌な事なのかも』
- 『私は夫にはもう愛想を尽かされてしまっている』
- 『夫の気持はもう戻らないかも』
というように、真実かどうかは別にして目にしたり耳にする情報に翻弄されている
わけです
人間というのは、ちょっとした事で本当に
‘自信を失う‘
生き物です
正確に言えば、その自信の源なんて脆いものという事です
- ‘夫を信じている‘
- ‘夫は大丈夫‘
- ‘夫に人生預けている‘
というように、自分の自信の源はどこか夫頼みだったりします
それは夫が不倫なんてするはずがないという、根拠のない前提があるからこそです
前提が無くなると真実の定義が崩れた事を理解できない
しかし、その前提が無くなると
‘真実の定義‘
が崩れた事を理解できないのです
夫が真実と思っていたところに、その夫がアホになっているのです
そうなると、夫の言葉というのは真実ではなくなるのです
いくら夫がしゃべっていても、それは自分を裏切っている人間が口にしている言葉
なのです
その夫の言葉という情報は、簡単に言えば
‘眉唾もの‘
で考えなければいけない事です
アホな夫が言う事はそのアホなりの言葉でしかない
自分に入ってくる情報を、疑いなく単に真実の情報にしてる自分に気付くのです
アホな夫が言う事は、そのアホなりの言葉でしかないのです
例えるならば、クスリの中毒者が話しているラリッた言葉を聞いて
- 『そうなんだ、なるほど』
- 『わかった、そういう事なんだ』
- 『あなたの言う事を信じる』
と思う人はいないのです
中毒者であれば、その見た目からすぐにおかしいとわかります
しかし、不倫脳夫は見た目ではその違和感が顕著ではないのでわかりにくい
しばらく時間が経過すると、
- 『何かおかしい、何でこんな事を言うのだろう』
- 『こんな事を言うのは、何かが隠れている』
- 『私が聞いた事ない事を言うなんて』
と、その変化に気付いてきます
情報源の夫がおかしい=言葉もおかしい=言葉は真実でない
そういう時に、
‘情報源の夫がおかしい=言葉もおかしい=言葉は真実でない‘
という、直感が働く自分を作るのです
また、ネットの話も誰が書いているのかを考えずに
『そうなんだ、わからなかった』
と、鵜呑みにしている事も少なくないはずです
そういう意味でも、不倫脳夫の言葉やネットの話には
‘本当かどうかわからない‘
という所から、入らなければいけないのです
その真偽の確認をするクセを付ける事で、その情報に翻弄されないようになるのです
夫を疑うなんてできない人は騙される事も覚悟する
もし夫の言う事を疑うなんてできないという人は、後々騙される事もあると覚悟して
信じるしかない
しかし、それは嫌だというのであれば
『夫の言う事だって、本当かどうだか』
という、チェックを入れるのです
それは自分の人生に、安心をもたらす作業でもあるのです
人生は自分で直接、目にして耳にして感じた事だけが自信をもたらすのです
それ位、夫の不倫で身に付けるべき処世術を増やすのです
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