公開日 2014年10月10日 最終更新日 2017年8月30日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
夫の浮気に悩む相談者から、日々ご相談を受けますが
夫に対して、自分が思っている事を言葉にしようすると
思いのほかできない自分に気がつきます
浮気がわかって、どうしようかと思い悩んだ挙句に、夫に
話した時でも
‘夫が悪い事はよくわかっていますが、いざ話すと優しく
されて、私も悪かったかなと思い直したり‘
‘意を決して問いただすと、急に強い態度に出られてしまって
結局は言い出せないのです‘
という相談者は数多くいます
もちろん、それでいいはずがありませんが、どこかで夫を
信じたい、自分で不倫をやめてほしいという願望が強く
残っています
しかし、多くの場合はこの状況から浮気が終わる事は殆ど
あり得ません
この状況で大事なのは、
‘夫の取る態度の意図を見抜く‘
という事です
問い正そうとする妻に優しくしたり、怒るのは、妻が心から好き
だからなのか、自分の事を疑われて心外と思っているのか
残念ながら、そうではありません
もちろん、妻のことは好きでしょうし、本当に浮気をしていなければ
疑われれば本気で怒るでしょう
しかし、結局夫は
‘核心を突かれたくない‘
という一点です
真実を認めたり、詳細を話せば妻が烈火のごとく怒るのは容易に
想像つきます
怒らないのであれば、ショックで呆然とします
いずれにしろ、認めていい事はないのです
そうなれば、隠すか、とぼけるか、煙に巻くか、方法はともかく
妻にこの話題から遠いところにいてもらうようにするのです
その意図を見抜けば、私の事を思ってくれて優しいとか、本当
根も葉もない事を疑われて怒っているなんて、考えないのです
子供だましの夫の猿芝居を見抜く自分が人生には必要なのです
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