公開日 2014年11月3日 最終更新日 2021年1月3日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、妻の最終的な
悩みは
‘夫にとって自分の存在は何なのか‘
‘夫婦でいて何の意味があるのか‘
という疑問です
なぜなら、女にもいい顔をして家族にも少なくとも経済的に責任を果たして
いる夫がいるわけです
もちろん、経済的な依存も小さくない妻が多いワケですら女を選ばれても困る
という感覚はあります
しかし、それにしてもなぜこんな中途半端な事をするのか
いや、正確に言えばなぜできるのかという疑問です
夫としては、自分の欲望で動いた現実に対して、なるべく事を荒立てずにこの
ままの状況を続けたいのです
女と浮気しているわけですから、時間もエネルギーも金もそちらに注いでいる分、
いろいろと家族や夫婦の現状を変えるパワーも意欲もないのです
よくあるのが、妻がどうしたいと聞くと
‘お前に任せる‘
‘なるようにしかならない‘
と一見開き直りのような態度を見せます
しかし、それは開き直りではなく、本当にそう思っているのです
それくらい、女のパワーも強い、家長の責任もあるという中で自分で舵を切る、
つまりどちらかを捨てるエネルギーがないのです
そういう夫を見て、夫婦に意味を見いだせないという妻の心理もよくわかります
しかし、やはりこの女の存在を一番強い立場である妻が排除する動きを取った後、
夫婦どう考えるか
そこまでは、夫婦の意義とか自分の存在については深く考えず目の前にある問題
に取り組むのです
夫の実力を見切るというか、期待を敵背にすると
『私の人生をしっかりと考えなけれなけない、それが最優先』
という、妻よりも自分の事を考えるのです
ため息をついているような夫に、自分が惑わされている場合ではないのです
自分が一番かわいいだけの男でしかない
それを見切る事が、今後の人生で一番大事なのです
********************
関連記事
‘夫婦を夫に預けるなんてとんでもない、夫婦は自分が決める‘を最終形にするのです
コメントを残す