公開日 2014年11月11日 最終更新日 2017年9月1日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して
いますが、どうしても自分一人では苦しくて、義理の
両親に話しをするケースもあります
もちろん、ある程度嫁姑関係が良好な場合ですが
そういう時に
‘少し待ったら必ず帰ってくるから、あの子は大丈夫
だから、奥さんがバタバタしてはいけない‘
という諭し方をされる事が少なくありません
そこには、息子可愛さもありますが、もう一つ重要な
背景があります
それは姑の年代です
相談者が30、40代で、夫も大体同じくらいですと、義理
両親は60、70代の方が殆どです
昭和10、20年代生まれくらいになるわけですが、その
年代の夫婦と、昭和40,50年代生まれの夫婦では大きく
状況が違います
夫の浮気に関する考え方や、人間関係の作り方、情報量
倫理観など全く違います
端的に言えば、ケータイやPCなのどネット環境なんて一番
大きく影響しています
いつでも誰とでも話ができますし、様々な情報が取れる
わけですから、夫も女もいろいろな作戦を立てています
姑の言うとおりにじっと待っているだけでは、状況が変わる
事はまずありえません
姑の言葉に縛られると、非常に苦しくなってしまうのです
かと言って、姑を無視していろいろと動くのも気が引ける
という、ジレンマに陥るのです
そういう時には、やはり姑には
‘見守ってもらう‘
という意識を持ってもらう関係作りが大事です
はっきり言えば、姑も自分の力が及ばないし、自分の
時代とは違うという事はわかっています
しかし、息子可愛さでどうしても口に出てしまいます
から、その姑の心理は同じ女性として受け止めつつ
やはり自分で状況を動かさなければ誰も責任を取って
くれないのです
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