夫の裏切りを許して亀裂を埋めようとする弱い自分を強化をする

公開日 2014年11月23日 最終更新日 2017年9月2日

http://youtu.be/yckfCagSqJ0

(昨日上記動画を更新しました)

夫婦カウンセラー木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して

いますが、夫との関係がこれほど脆弱で、希薄になる

と思っていなかったという方が多いのは確かです

しかし、よく考えますと夫婦になる前の恋人の時は

どうだったか

夫婦になる前は、最初からお互いがよくわかっている

わけではありませんから、もっと関係は弱かったはず

です

そう考えますと、自分の夫婦像を制度に頼っている

事に気がつかなければいけません

つまり、

‘夫婦だから夫の事を大体わかっている‘

という大きな勘違いをしているのです

一緒にいる時間が長くても、毎日顔を見ても、夫婦と

語っても、元はと言えば他人の男女です

夫の浮気は、そこに気付かされたという言い方もできる

のです

そこに自分がわかっていなかった事をどうやって埋めるか

夫が埋めるはずはないわけで、自分がその穴を埋めるわけ

です

しかし、この穴の埋め方が問題で、ポッカと空いた穴を全部

埋めようとすると、いつまで経っても埋まりません

なぜなら、一度夫がよくわからなくなると、そのわからない事

をわかるようにしたくて、どんどん終わりのない補修作業を

するのです

しかし、あっちにもこっちにも穴は広がるので、いくらやっても

追いつかない

むしろ、穴を埋めるのではなく両者に橋を架けるのです

太くて丈夫な橋を夫にかけるのです

その橋は、夫からは造りませんので、こちらから一方的に

架けるのです

そして、勝手に架ける事に嫌がっても構いません

橋を架けるという事は、自分でいろいろと夫婦をコントロール

するという事です

夫をコントロールするのではなく、夫婦をコントロールです

両者の違いは、夫ではなく夫婦ならば夫一人の好き勝手に

できません、と言えるという事です

半分は妻の権利として言うから、という意識を持つのです

夫の事ではなく、夫婦という大義を持って毅然とするのです

夫が

‘じゃあ、オレも言う権利があるだろう‘

と言いますが、浮気に関して権利もクソもないですし、もし

何か言ってきてもそもそも浮気している夫の言う事をうんと

受け入れる妻はいないはずです

夫婦には、個別の人格が二つあって、その一方が言う事

がおかしくなければ主張するのです

**************

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。