公開日 2014年12月12日 最終更新日 2017年9月4日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して
いますが、夫も自分の事をよくわかっていないのに
‘オレはオレの事をよくわかっている‘
と言い放っているケースが非常に多いのです
それを聞いた妻は浮気しながらも変に自信を持つ夫に
なんだか気後れしているのです
そして
`私が悪いんじゃないのか`
という気持ちにさせられているのです
その感覚を、しっかりと冷静に受け止めると夫の方が
おかしい、とわかるはずです
しかし、夫婦2人の中で話しても、夫は自己主張しかしません
ので、妻の方が正しくてもおかしいという理屈を通します
そこに、この問題の根深さがあります
ある意味、夫の浮気は夫婦間のパワハラと言ってもいいのです
自分が経済的強者という理屈で、何でも上に立てると
勘違いをしている夫です
その理屈を通させないためにも、自分の弱さを一人で
何とかしようとせずに、助けを求める自分を作るのです
その人とのつながりは、人生でやった事のないSOSのはず
です
なるべく、人に迷惑をかけたくないという思いで生きてきた人
には本当に人の助けをもらう事がストレスなのです
しかし、そうこういっている場合じゃないという自分もいますし
そもそも、そういう自分の殻を破る必要があるという決意も
必要なのです
やはり、人は一人では生きていけない、それを行動する事で
まざまざと実感するのです
そこから、自分の夫婦の価値観が人との交流によって多様化
していきます
夫婦を
‘こうしなくてもいいんだ‘
‘こうじゃなきゃいけないとばかり思っていた‘
という転機にするためにも、人に助けをもらう自分を作るのです
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