夫の不倫で夫婦が壊れるとじっとしているのは問題の先送り

公開日 2014年12月29日 最終更新日 2017年9月4日

http://youtu.be/GEpmZjzBQGo

(昨日上記動画を更新しました)

夫婦カウンセラー木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して

いますが、今の理不尽な状況をどうにかしたいと思って

いても、そこには

‘夫の逆ギレ‘

‘夫婦が壊れる‘

‘今よりもっとひどくなる‘

という考えが必ずと言っていいほど、自分の行動を

邪魔します

その結果、結局は中途半端に夫の機嫌を取ったり

やりたくもない愛想を振りまいて、

‘浮気をやめてもらおう‘

とします

その思考は、私も毎日と言っていいほど、どの相談者

も経験しています

しかし、その流れで浮気が終わっていれば私のところ

に相談に来るはずがありません

とにかく、怖い、不安、助けてを形にしている

‘夫への無理でいびつでありえない愛情‘

を注いでも浮気は終わらないどころか、エスカレート

します

夫は逃げますし、自分もどんどん弱るのです

そして、それではいけないと私のカウンセリングの

アドバイスを聞くと

‘女を叩け‘

という所だけ耳に残ってしまい

‘その後、夫婦はどうなるのですか‘

と、相談者が気にされている、

‘逆ギレするかも、ひどくなるかも、壊れるかも‘

‘3かも‘

についてどうするかという事が焦点となります

しかし、私から言わせると、

今よりもっとひどくなるのではと言う前に、まず今が

本当にひどい状態です

しかも、何もしていないわけですから、何か違う事を

しなければいけないのです

つまり、`3かも`を心配している自分に飽きる感覚が

必要なのです

怖い気持ちはよくわかりますが、他人はその人の

気持ちを汲むことしかできません

もし、じっとしている事で起こるリスクを負うのは相談者

自身です

別居、生活費のストップ、女の妊娠、姑との戦いなどは

自分が動く事で起こるというよりも、動かないでいた方が

より大きなリスクです

なぜなら、じっとして夫と女の結託が強まって、水面下で

準備をされてしまうからです

その前に表面化したり、関係を暴くのです

もし、自分が動く事で別居、生活費のストップ、女の妊娠等

が起こっても、その時は自分の力が強くなっているのです

多くの相談者がすぐに動けないのは、

‘ひょっとしたら夫がやめてくれるかも‘

と思っているからです

しかし、それはよくわかっている事ですが、夫の気持ちを

変えさせようとしている自分がいる証拠です

夫の気持ちは夫しか変える事はできないのに、媚びる事

で、変わらないかと神頼みしているようなもでのす

そういう事をしている自分のプライドはどこにあるのか

動くのが怖いのは誰も同じですが、結局はじっとしていても

‘問題の先送り‘

をしている事に気付かなければいけないのです

************

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。