公開日 2015年1月10日 最終更新日 2021年3月3日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますと、最初は弱っていた相談者が
少しずつセッションを重ねていくうちに、どんどん強くなっている事をよく感じるわけ
ですが、その相談者が強くなっていく中でターニングポイントが必ずあります
そのポイントとは、
`夫に言い返せる自分`
が実現した時です
しかも、夫の目を見て言い返したときです
それまでは、浮気されても、何も言えなかったり、言っても単発で終わっていた自分から、
カウンセリングで
‘夫がこう言う時は、こう言い返してください‘
というシミュレーションを数多くします
相談者は、私の言う言葉をメモしたり、覚えて
‘そう言えばいいんだ‘
‘今までそう言うと起こられるかと思って言えなかったですけど、勇気を持って言います‘
という反応が出てきます
もちろん、やみくもに言い方を伝えているわけではなく夫の性格や、シチュエーション、
言い方や前後の状況なども踏まえて、相談者が夫に返すべき言葉を伝えます
それを一回でもできた相談者は、
‘今まで絶対にいえないと思っていたけど、言えました‘
‘夫の逆ギレはそれほど対したことなく、シュンとしていました‘
という感想が多いのです
もちろん、夫も今まで押さえつけていた分、
‘何か今までと違う、誰かに入れ知恵されているかも‘
くらいは思いますが、そんな事を気にする必要はなく、どんどん強気な態度を出す事が
必要です
なぜなら、夫はじっとしてくれている妻が一番自分にとって都合がいいからです
それをこれからもずっと続けいても何も変わらない事を相談者はどこかで予測しています
しかし、それができないのは夫にどういえば言いのかが分からないだけなのです
言葉のアドバイスをすると、それを実践してもらう事に意欲的になります
精神的な励ましも必要ですが、少し時間の経過とともに夫への対応を具体的にアドバイス
する事はさらに重要になります
逆に、夫の逆ギレの上を行くイメージができる相談者はもう立場を逆にできる手前まで来て
いるのです
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