公開日 2013年4月9日 最終更新日 2014年8月22日
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夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃浮気した夫に悩む相談者と話をしていますと
どうしても気になることがあります
「どうしたら女と別れてくれるでしょうか」
「女と別れてくれないと気がすみません」
「女を徹底的に痛めつけるにはどうすればいいですか」
など、方法論を質問される時です
一応は答えます
「慰謝料請求する事もありでしょうし、女と直接会う
とか、夫にしっかり言うとかも考えられます」
それに対して
「それでは夫が私を責めてきます」
「それで女は別れてくれるのでしょうか」
と再び聞きます
これをやれば自分はリスクも追わずに、きれいさっぱり
問題が解決する事を聞いているようなものです
はっきり言って、妻がリスクを負わずに夫の浮気を
やめさせること不可能です
リスクを負わずに女と別れさせたいというのは、私から
言わせれば
‘夫婦を続けたい‘
のではなく
‘自分が傷つきたくない‘
としか聞こえないのです
そういう相談者には、強い口調で言います
「夫から嫌われたくない、という気持ちだと思いますが
夫は浮気をやめません、なぜなら夫も女もあなたをなめ
ているからです」
人間なめられてはおしまいです
いじめもそうですが、やられっぱなしでは相手が飽きる
まで続けるのです
夫の浮気も、結局心の隙があり、その隙は夫婦間で生じた
もので、妻にも責任がある
そこをどうにかするのに、嫌われたくないもクソもないの
です
夫の浮気をやめさせるのに、
‘何かいい方法はないか‘
ではなく
‘私が真正面からぶつかること‘
しかないのです
浮気をテクニックで防止できるくらいなら、深く悩むほど
の浮気ではないのです
人生で悩んでいる時こそ、リスクを取って臨んでいる経験
は誰しもあるはずです
‘敵は我にあり‘を理解した人には、夫婦のあるべき姿が
見えてくるのです
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