公開日 2013年4月12日 最終更新日 2024年3月6日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
不倫脳の夫に捨てられる事に不安を覚えたり、逆に夫を捨てたいと悩む中ではどうしても
自分に自信が持てずに苦しんでしまい、夫の言いなりになるケースがあります
- 「経済的にも精神的にも自立していない状況です」
- 「夫に言いたいだけ言ってきましたがいざとなると」
など、今までの夫婦の関係にあぐらをかいてきたツケですというような言い方をする人
もいます
目次
夫婦の関係性を、絶対のものにしない
夫婦という関係は、仲良くいい関係である事は当たり前ですから、慌てるのは無理も
ありません
しかし、ここで大事な事は、夫婦の関係性を絶対のものにしないことです
夫婦はあくまでも、自分がどうしたいかで決めるのです
『夫の気持ちが離れた、私に関心がないから夫婦でいるのは意味がない」
という人もいます
夫の気持ちは
‘それなりに大事‘
ですが、それより自分の気持ちはどうなんだという事です
‘それなりに大事‘
という事は、夫の気持ちは妻の意思ではどうにもできないという事です
妻の気持ちも夫はどうにもできない
逆に言えば、妻の気持ちも夫はどうにもできないのです
そう考えれば、夫婦は結構自分勝手にお互いに過ごしています
夫が自分を嫌っている事でショックを受けているなら、夫がいつも自分を好いてくれ
なければ夫婦が成り立たない事になります
夫が自分を嫌いだから、私も夫を嫌いになる、では
‘ままごとのような夫婦‘
と言わざるを得ないのです
私が夫を捨てるのであれば離婚していい
ある相談者には
「もう少し頑張って自立して、夫を捨ててやるという気持ちで離婚できれば
楽でしょう」
と話したら
「そうですね、私が捨てるのであればいいです」
と返ってきました
女性は基本的に自分が大好きで、傷つきたくないのです
浮気夫に
‘捨てられる側‘
から
‘捨てる側‘
にまわる発想の転換をすると、夫婦を続ける意欲が出るのです
その時こそ、サレ妻から脱却している時です
一にも二にも、強くなることが大事
そのためにも一にも二にも強くなることをアドバイスするのです
- 『夫にすがって言いなりになる人生でいいのですか』
- 『夫の不倫に何もできないままの妻で夫婦の意味があるのですか』
- 『夫がアホな事をしていて、妻としてすべき事はないのですか』
という事をお話しします
すると相談者である妻も
- 『言われた通りです、私が動かなければ何も変わらないです』
- 『夫の事をビビっている自分が情けないです』
- 『私の方から捨てる自分に変わりたいです』
という言葉が出てきます
その時には、半分人生を好転させているようなものです
あとの半分は、自分が思っている事を納得するまで行動する事です
夫のアホさに死ぬまで対峙するのが妻
それを
- 『いつまでやればいいのか』
- 『いつになれば終わりが来るのか』
と考えているうちは、まだまだです
そもそも、夫婦を死ぬまで続ける気持ちであれば、
‘夫のアホさに死ぬまで対峙する‘
のが妻です
それが嫌なら離婚すればいいだけの話です
それを、自分の都合良く物事が運ぶと考えていてはいけない
夫との戦いはどちらかが死ぬまでと腹を決める
夫を捨てる側に回った時、それを実現するのが80歳の時かもしれません
それ位、自分の人生は自分の意思で決める覚悟がいるのです
そう考えると、夫との戦いはどちらかが死ぬまでと腹を決めるのです
逆に言えば、そんな事を考えていない夫に負けるわけがないのです
自分が変わる事の重要性を知る
その中で、自分が夫を変えるのではなく自分が変わる事の重要性を知る
それさえわかれば、夫のアホさではなく自分の緩みが毎日のチェック項目になる
私の数多くの相談者は
『緩む自分が最大の敵』
という事を心の底から知るのです
そして、そこから夫に捨てられるなんてとんでもないしあり得ないという事を強く認識
するのです
その発想の転換というか、正常化をする事が相談者にとっては非常に重要です
それをしないままで自分が一人、おっかなびっくり生きているわけにはいかないのです
私の数多くの相談者が
『夫を信じていた私が一人バカを見ていたのですね』
という言葉を出します
夫にすがっている自分がいかに情けなかったのかを知る
それはアホだろうが不倫しようが、とにかく夫にすがっている自分がいかに情けなかった
のかを知るからです
しかし、そこから夫の事を捨ててやる位の自分を作れば大きく人生は道が開けるのです
自分で自分を信じる事が足りないという事に気付くのです
自分いいタイミングいい条件で夫を捨ててやる
そこから多くの相談者が
『自分いいタイミング、いい条件で夫を捨ててやる』
と、ほくそ笑む位の人生に変わるのです
それこそが、
‘サレ妻から脱却‘
した事を意味している状態です
私の数多くの相談者が、夫と自分の立場の逆転を知るのです
そもそも、不倫している方が強いなんてあり得ないのです
悪い事をしているのであれば、それなりの代償を払うのが世の中のルールです
それを、自分たち夫婦は世の中から見れば外れているとわかれば
- 『こんなにいびつにしているのは、私自身でしかない』
- 『夫が偉そうにしていて、私が悩むんなんて絶対にイヤ』
- 『私が強くなりさえすればいい、それを実現する』
という意識に変わるのです
苦しくて苦しくて仕方ななかった事が成長のチャンスに変わる
それをカウンセリングの中で、実現してもらう行動をアドバイスするのです
『これを頑張れば、私も変わるはず』
という希望を持ってもらうのです
自虐で沈んでいた自分から、
『この苦しくて苦しくて仕方ななかった事が、私の成長のチャンスに変わる』
という経験をしてもらうのです
そこに辿り着いた相談者には、必ず笑顔が戻っています
夫婦にしがみついていた自分を過去の自分にする
それまで
『夫に離婚されたらどうしよう』
という、受け身でしかなかった自分が
『離婚という権利を持っているのは私、それをいる行使するかは私の自由』
という、信念に変わるのです
離婚をどちらかと言えば、忌み嫌っていた自分です
しかし、考え方を変えると
『私の人生に新しい希望を持つ、大事な権利でしかない』
という自分がいるのです
そこから、多くの相談者が
『今離婚していないだけ、するかもしれないししないかもしれない』
と、夫婦にしがみついていた自分を過去の自分にするのです
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