
プロフィール
【今までに40,000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】
はじめまして、一般社団法人夫婦問題レスキュー隊代表理事
夫婦カウンセラー木村泰之です。
私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生で
ありました。
その中で一番の出来事は30代での離婚でした。
その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、来る
日も来る日も受け入れられない日々でした。
しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける
事によって立ち直るきっかけができました。
それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした。
「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければ
いけない」
と心の底から思いました。
それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の
人生の見直しをすることになりました。
年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた
毎日でした。
とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。
英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより
行動する、というようなものでした。
しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と
会いたいという気持ちからでした。
結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。
そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。
お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、
少しずつ会うようになりました。
それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。
「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、
手術をすることになるが、成功は保障できない」
という言葉でした。
突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である
「がんばって」
とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア
(立ち合いは不可)術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。
そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを
決意しました。
それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。
その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。
そのような中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、
カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。
その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。
それは
‘人のお役に立つ‘
ということです。
自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとして
ご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。
女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。
勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験
を渡してあげるために、アドバイスを送らなければといつも思います。
そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。
そこから自分でも勉強を重ね、40,000人以上の相談者のカウンセリングを
行っています。
夫婦の問題は、人には言いたくないものです。
しかし、ある時を過ぎると、もう自分では対処しきれなくなるのも特徴です。
カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると心の底からうれ
しくなるのです。