幼稚な不倫夫にすがる自分を子供が冷静に見ている現実を知る

不倫夫にすがる妻を冷静に見る子供

公開日 2016年7月13日 最終更新日 2022年2月2日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、用地な夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫の
相談を受けている中で、夫の心を探ると慢心や欺瞞、そして自分の成長を止める
どころか、人として社会人として退化している姿を容易に想像できます

 

反抗期の子供が言うようなセリフと同じような言葉の羅列

 

 

相談者に聞く夫の言う事は

 

  • 『お前を嫌いになったから別れよう』
  • 『もう何もしたくない、ここを出る』
  • 『話すのも嫌だ、何も考えれない』
  • 『どうして結婚なんかしたんだろう』
  • 『お前はお前の人生を進めばいいだろう』

 

と、反抗期の子供が言うようなセリフと同じような言葉の羅列です

 

もちろん、見てくれはおっさんですから子供のようなかわいらしさはありませんから、
なお更
ギャップがあるのです

 

しかし、夫は妻に言っているようなセリフを会社や友人に言うかと言えばノーです

 

結局は外面を良くする意識は強くあるので、そんなモラハラ的な事を外では出さずに
家の中だけで言うのです

 

会社の同僚や上司知人や友人が見ればどう思うのか

 

 


仮にその姿を会社の同僚や上司、知人や友人が見ればどう思うのか

 

  • 『こんなヤツだったの』
  • 『え、会社と全然違うよ』
  • 『何、こんな事言うんだ、マジ』

 

 

と言われるはずです

 

その夫の逆ギレや自分勝手な姿を、妻がどう思うかで今後の対応が全然違います

 

  • 『この人、外ではこんな態度取るわけがない』
  • 『絶対に何かが影響している』
  • 『私の知らない所で隠している』

 

という読みが必要です

 

カウンセリングで、夫の態度や言葉を聞けば、

 

  • 『本当にダメな夫ですね、いい年こいて不倫をしている典型的な態度です』
  • 『いろいろな人に迷惑をかけている事をわかっていない、まるで小学3年生
    ですよ』

 

と、夫をこき下ろします

 

第三者から見るとそんなにダメな夫なんだ

 

 

その私の話を聞いて

 

  • 『夫をそう思わなければいけないんだ』
  • 『第三者から見るとそんなにダメな夫なんだ』

 

とわかってもらう事が大事です

 

なぜなら、夫の事を世界一としか思っていない妻では、この目の前で起こっている
悪事には
対処する思考も能力も出ないのです

 

夫の前に、情けないダメな人間という見方を持って臨むべき状況です

 

ケンカしようが別居しようが夫婦は夫婦

 

 

夫に嫌われないか、夫婦がおかしくならないか、という前に悪事に何も正せない
自分で自分
を肯定できるのか、という事です

 

しかも、夫は戸籍が一つであれば夫婦というのが現実です

 

ケンカしようが、別居しようが夫婦は夫婦です

 

夫の愛情がなければとか、夫の思いがなければ夫婦を続けても意味がないという
相談者がいますが
悪人から愛情をもらおうとする事自体、思考がおかしいのです

 

『本来は浮気されてウソをつかれて、更に逆ギレされている自分が夫を嫌う立場
ですよね』

 

と聞くと

 

『そうなんです、おかしいですよね』

 

とハッと気が付くのです

 

 

愛情をちょうだい離れないでの自分を戒める

 

 

それくらい、自分が

 

『ちょうだいちょうだい、愛情をちょうだい、とにかく離れないで』

 

とだけ言っている自分を戒めるのです

 

夫のみならず、自分さえも成長を止める、いや退化している現実を知るのです

 

家族で一番レベルが高いのは、小学生、中学生、高校生、大学生のお子さんに
なっている
現実を、もっと理解するのです

 

レベルの低い夫の下に成り下がっている自分を子供さんがどう見ているのかを想像
すれば夫にすがる自分が本当に情けない事に嫌がおうでも気付くのです

 

それは学校で言えば、いじめっ子にいじめられても黙ってみている子供になっている
ような
姿と変わらないのです

 

誰かにいじめられたらちゃんと言いなさい

 

 

ならば、子供に対して

 

『誰かにいじめられたらちゃんと言いなさい』

 

と言うはずです

 

しかし、家庭ではその真逆の事が起こっているのです

 

子供からすれば、親が

 

‘言っている事とやっている事が違う‘

 

と映るのです

 

ダメな親は父親だけで十分

 

 

しかも、それを毎日子供に見せている親になっていいはずがないのです

 

これを、カウンセリングの中でしっかりと認識してもらうのです

 

『子供に冷ややかに見られている親になっているのですよ、ダメな親は父親
だけで
十分ですよ』

 

と母親がアホな父親に負けていてはいけない、子供の倫理や道徳に沿った行動を
しなければいけない事を理解してもらうのです

 

それを聞いた相談者も、

 

  • 『私が子供に教えられているようではだめですよね』
  • 『子供の方が大人、でも私は母親としてやらなければいけない事をやる』
  • 『子供にダメな親を見せていてはいけない、本当に申し訳ない』

 

という気持ちが湧き出てくるのです

 

 

カウンセリングで親子の以心伝心を感じる

 

 

私が接する相談者の子供さんも、本当に自分の持っている正義感や倫理観を自然に
出している表情を出すのです

 

それは、本当に真っ直ぐな目をしているのです

 

子供さんの年齢も、乳幼児から社会人までお会いする事があります

 

もちろん、まだ小さい子供さんは多くの言葉が出てきません

 

しかし、

 

  • 『パパがおかしい、いつものパパじゃない』
  • 『ママも不安そうな顔をしてる』

 

という表情をしているのです

 

そして、時には

 

  • 『ママどうしたの、頭撫でてあげるね』
  • 『私がママの代わりにパパに言う』
  • 『ママ泣いているの、私が拭いてあげるね』

 

というように、何を言わなくても自分が弱っている事を見て親子の

 

‘以心伝心‘

 

を感じるのです

 

不倫は夫婦の問題でも何でもなく世の中の犯罪

 

 

そこから、相談者がアホな夫と自分の問題としか見ていなかった不倫を

 

  • 『不倫は子供たちにも大きく影響を与えている』
  • 『私の知らないところで、子供たちは苦しい思いをしていたんだ』
  • 『夫に気を取られている場合じゃない、私は守るべき子供がいる』

 

という思いに変えていくのです

 

そこから、不倫は

 

‘夫婦の問題‘

 

でも何でもなく

 

‘世の中の犯罪‘

 

という事をしっかりと認識するのです

 

子供のために不倫を絶対に放置してはいけない正しい母親を見せる

 

 

それを教えてくれた子供に、

 

  • 『本当に平和ボケだった、ごめんね』
  • 『あなたに知られたくないという思いでは、全然話にならなかった』
  • 『この子が一番冷静に見てくれていた』

 

という思いが出てくるのです

 

それ位、いびつに夫の事だけに傾注していた自分から

 

  • 『子供の気持ちを一番に考えて行動しなければいけない』
  • 『私が一番弱いと思っていたけど、一番弱いのは子供だった』
  • 『夫はこんなに頑張っている子供の事なんて何もわかっていない、絶対に
    許せない』

 

という信念が湧き出てくるのです

 

それもこれも、保身に走る夫にすがっていた自分がいるのです

 

それを見た子供さんからすれば

 

  • 『何でパパは悪い事をしていて謝らないの』
  • 『何で悪くもないママが泣くの』

 

と映るのです

 

それを知った相談者は

 

『子供のために不倫を絶対に放置してはいけない、正しい母親を見せる』

 

という行動に変わるのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。