夫とブス女に戦う前から負けている自分を変えるのがカウンセリング
公開日 2018年11月15日 最終更新日 2021年2月7日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者にとっては
夫の不倫の原因は自分にあるという思い込みをしているケースが殆どです
それは
『お前が家事もろくにできないからだ』
『俺の事を大事にしないからだ』
『お前は俺の気持ちをわかっていない』
『お前とはもうやっていけない』
『早く別れてくれ、俺の望みはそれだけだ』
という夫の身勝手な言葉がそういう思い込みを作るのです
『私はダメな奥さんなんだ』
『私は何をしても認められないんだ』
『夫は私がいると幸せになれないのなら別れてあげるべきなのかも』
『私がもっと優しくしてあげていればこんな事にはならなかったはず』
『こんな事になるならもっと大事にしてあげなければいけなかった』
という思いが頭の中で占めるのです
それは、夫と妻というよりもまるで反抗期の子供が非行に走った状況を憂う母親のような
心境なのです
一度そういう思い込みを作ると、夫に対して
｀腫れ物の夫に触るような態度の妻｀
という構図が出来上がるわけです
その状況では、全身全霊夫の機嫌を損ねない自分を毎日続けるわけです
その様は本当に
｀不良息子の更生を神頼みする母親｀
でしかないのです
子供であれば時間が解決する事もありますが、親や先生がその不良グループに対して
いろいろと行動を起こす事で更生していく
しかし夫の不倫の場合は非行ではなく犯罪です
時間が解決する事はなく、子供と違って金や社会的立場がある分姑息に続けるのです
その夫とブス女に対して、何をどうすればいいのかをカウンセリングでお話しするわけ
ですが、その方法論はいくらでも出てくるのです
しかし、重要なのは相談者の負け犬根性をやめる事が必要不可欠です
それがなければいくら説明しても
『そんな事は怖くてできない』
『私にはムリ、夫に怒られる』
と、犯罪者の夫とブス女に戦う前から負けているわけです
その相談者の自分を責める事をやめるのは相談者自身です
何かで窮地に立った時には逆にチャンスなのです
そこから多くの人生の転機があるのです
そこに気付いてもらう事が一番最初にすべき事です
それがわかれば戦い方はいくらでも出てくるし、絶対に負けないという思いも湧き出る
わけです
『こんなバカ二人に舐められてたまるか』
という信念を作る事が一番大きな意味を持っているのです
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