不倫相手と結婚したいと言う夫とブス女に先輩相談者に力をもらい戦う妻

夫の不倫に負けない

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、相談者の中には夫が

不倫相手と結婚したいと、ヌケヌケと言ってくるケースもあります

要は、夫がアホで妻を母親のように接しているのです

その夫にさえ、家庭が壊れるという恐怖から強く出れなかった方が

カウンセリングを受けて相談者と交流して強くなった実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日ご相談者のTさんよりご連絡をいただきました

Tさんは、つい最近まで一人悶々と悩んでいましたが、

夫はどんどん浮気で女にのめり込んでいきます

その様子に、今までの夫を信じられないという思いで

見ていたTさんは、とにかく家族や夫婦の安定が先と

夫には強く出ない自分で過ごしました

その中で、夫はTさんに

‘俺は彼女と結婚したくてたまらない‘

とまで言うようになりました

まるで、高校生の息子が母親に好きな子を思って

相談している図です

その夫に

‘そんなに結婚したいの?でも私たちはどうなるの?‘

と聞くと

‘もしフラれたら、ずるいけど戻ってくる‘

という、本当にバカ面下げたおっさんです

しかし、一度弱っているTさんは、そんなバカげた

会話さえも自分では反論できない状況でした

そして、年末年始

夫はその女に会いにちょくちょく

出かけている事が手に取るようにわかります

しかし、夫はそんなTさんを尻目に後ろめたさはあり

ながらも、ホイホイ出かけて、密会を重ねて帰って

くるのです

Tさんは、夫に対して本当に強く出れなかった自分

がいます

まるで、自分が夫の母親にでもなったかのように

夫が不倫相手の女への気持ちを、Tさんに隠す事も

なくおおっぴろげに話すわけです

その夫の態度には家族や夫婦が壊れてしまうのでは

という不安から、脱却できずにいたのです

しかし、年末から年始にかけて、夫は女との密会を

数を重ねています

さすがに堪忍袋の緒が切れる思いで、年明けに私に

連絡がきたのです

Tさんが電話で話す向こうで、すすり泣いている様子に

‘泣いても状況は変わりません、動けなかった自分を

反省してこれから絶対に同じ事を繰り返さないよう

自分に誓うのです‘

と話します

きついようですが、状況が変わらない限り夫は今のま

まで、Tさんもさらに泣く日が続くだけです

Tさんは、夫のアホな態度に対して、さすがにもう我

慢の限界を超えていたので、私に電話をしてきてお話

をされました

そして、電話の会話の中でもとにかく急を要する状況

でしたので、早速年明け早々お会いする事にしました

Tさんもその間も夫に文句の一つも言ってやりたいと

思う自分がありますが、下手に言ってもまた弱い自分

が出てしまうと、我慢をしてもらう事にしました

そして、いざお会いする事になりましたが、その席に

は私の他の相談者もセッションがあったのでTさん

に同意を得て、先輩相談者の立場からも話を聞く場に

なりました

そして、つらつらと話をして聞いている中でもやはり

夫婦が今まででどこかで緩んでいる事をTさんも自覚

しています

それはどの夫婦も仕方がないわけですが、やはりこの

ような不倫という形が出たとなると、今までの考えや

接し方では話にならないのです

要は夫はなめているし、Tさんはなめられているのです

Tさんは、夫の不倫に悩んで私のところに相談に年明け

早々来られました

そして、今までの自分の対応の甘さを涙を流して振り返

っています

夫の不倫は夫と妻でなく加害者と被害者の関係が優先するのです

 

 

そのTさんを同席した相談者もかつての自分を思い起こ

して話をします

‘今涙を流している自分が絶対にこのままでは

終わらないという自分になるから‘

と励まします

Tさんも、自分の心の中では甘さと怒りが同居してい

る事を自覚していますので

‘私も悔しくて悔しくて仕方がありませんが、

こんな私でもどうにかなるのでしょうか‘

と聞きます

‘もちろん大丈夫です、自分が変わろうと思ったら

それだけで半分変わった事にもなります、まずは

女に対してのケジメをつけることが先です‘

と答えます

そして、Tさんも具体的にどうすればいいのかを質問

してきます

Tさんのケースで言えば、夫は言葉では不倫を自ら認

めていますが、いざ女を責めると夫婦の破たんだとか

女は悪くない、不貞なんかしていないと手の平をかえ

して来る事は容易に想像がつきます

そこでしっかりと作戦を立てる必要があります

Tさんは自分の気持ちの中では夫と女への怒りがこみ

あげてくるのを感じています

そして、それはお子さんも父親の不倫を感じているは

ずという私の見解も伝えて、さらにその気持ちを強く

持ちます

夫の不倫には、多くの相談者が

‘私は世界一弱い人間‘

という感覚でカウンセリングに来ます

しかし、現実には相談者の何倍もお子さんの方が弱い

わけで、そのお子さんを差し置いて自分が一番弱いと

いう気持ちになっています

その勘違いをしっかりと話しすると

‘そうでした、私なんかより子供の方が弱い存在

です、私が泣いている場合ではなかったです‘

と答えるのです

Tさんもその例外ではありません

しっかりと自分の気持ちを強くしなければ、子供が

浮かばれないという自分を思い出したのです

Tさんは、自分より弱い存在であるお子さんの事をす

っかり忘れていた自分から、子供の分まで戦う自分に

切り替えました

そして、夫と女が間違いなく会うであろう日に紹介し

た探偵を雇って、調査を入れました

その日まではTさんも余計なアドレナリンが出ないよ

うにして、しっかりと夫が女に会うように、逆に願う

ような気持で過ごしました

そのTさんの気持ちも通じて、夫はしっかりと女と

食事のあとラブホテルに入っていく絵が撮れました

Tさんのご両親もしっかりと状況を知っているので

気が気でありませんでしたが、Tさんが落ち着いて

いる様子に安心して見守ってくれています

Tさんの事は、最初に会った相談者仲間もいつも心配

して毎日ラインでやり取りをしてくれています

その仲間の応援も非常に大きくTさんの心を後押し

してくれています

そして、その映像も相談者仲間と一緒に確認して女に

先導されるバカな夫の姿を確認しました

その姿を見て、Tさんもさらに冷静になっていきます

Tさんは、自分の中ではしっかりと女を叩く事をイメ

ージしています

しかし、それを実行に移すにはパワーが足りない事も

感じています

それは無理もない話で、私のところに最初に相談に来

られたのが年明け間もない頃です

その証拠が取れたのもほんの2週間のうちですから

その証拠を元にすぐに行動に移すのは、本当に大変な

エネルギーがいります

しかし、日程的には夫がたまたま出張でいない日が近

々あるので、その時に女に直接会うタイミングがある

のです

その日程を考えると、Tさんは何とか自分に勇気を

持てるようにしたいと思ってきました

そして、報告書を相談者仲間で一緒に見た翌日に相談

者の交流する日も運よくありました

そこでまた、いろいろな人の過去の話を聞いて

‘私はここでやらなければいつやるんだ‘

という気持ちが沸いてきたのです

相談者仲間もTさんを見て

あの様子なら、大丈夫、Tさんならできる‘

と思うくらい、Tさんの表情に力がみなぎっている事を

察知しました

Tさんは、相談者の仲間との交流の中でいろいろと勇気

をもらう自分を感じます

夫の逆ギレとか、嫌われるとか言っている自分が恥ずか

しくなってきます

他の相談者には自分よりも大変な状況で正義感を貫いて

いる人の話も聞きます

それに比べれば、自分はまだ恵まれていると思って何も

やらないでビクビクしていては、何のためにカウンセリ

ングを受けているのかわからないという心境になったの

です

そして、その数日後に夫が出張でいない間に女の勤務先

で待っていて、女に直接対決をしたのです

しっかりと女には謝罪をさせて、慰謝料を払わせて言う

べき事も言ってきたのです

その時の自分にはお子さんやご両親、相談者の仲間の顔

が浮かんでいるのです

そして、夫には何も言わないで、出張の帰りを待ってい

ましたが、夫からは額ギレの連絡も何もないままです

そして、そのTさんから女との対決後に心境を交えた

メールが来ました

Tさんは女との対決後に、メールをくれました

その文面に、頑張った自分を客観的に見ている

自分を捉えています

是非ご紹介します

木村先生

昨日の事、ズラズラと書かせていただきます。

女の職場駐車場に待機して2時間待ちました。

彼女が一人で出てきて声をかけました。

「〇〇さん?〇〇です」

その時の天を仰いで

「しまったー」

という顔、目に焼き付いています。

「ここでは私が寒いし、目を通して書いてもらいたい

ものがあるから車にいきましょうよ」

と言いました。

「荷物を置いてきたい」「ここじゃなきゃいや」

など言われました。

「こっちだって真剣なのよ」

と少し大きな声でいってしまいました。

女は

「わかりました。でもどこかへいくということは

ないですよね。」

と言われ

「それはない」

と車中では2人だけです。

念書をだして

「署名捺印お願いします」

と言い黙っていました。

そこからは、先生からうかがった言葉を武器に考えて

来た台詞を用意して待ちました。

最初の言われたのが

「署名しなかったらどうなるのですか?」

でしたので、

「しなかったら?しなかったら?あばれるでしょうね~

私はなにひとつ悪くないのだから」

と言いました。この言葉、きいたようです。

そして、女

「職場ではどうしたらいいんですか」

「ただの同僚としてせっすればいい。帰ってきてから、

ショートメールとか電話とかデートするとか、そういう

のをやめろといっているの」

これにサインしたら、ほかのことではもう使い

ませんね?」

「主人と水面下で付き合っていたら、かける2になる

だけです。私は増えてうれしいですが。本当に主人と

別れるならば、職場にも親にもいいません。

ただし、弁護士がどうこう始まったら、もうこの車の中

だけではおさまりません。」

「もし、付き合っていたら調べるんですよね?」

「あたりまえでしょう?」

そしてサインしました。

 最後に

「謝罪をしてもらっていません」

といいましたら

「この度は申し訳ありませんでした」

と頭下げました。

これで終わりです。

そういえば、夫への気持ちや名前すら出ませんでした。

そういうものなのでしょうか。

母は、

「お金で解決したね。ある意味大人かもね。」

なんていってました。

今後、どうなることか。

キム友のみなさんに背中を押してもらいました。

まずは、今日だけはよくやったと自分にいいます。

EさんSさん、Kさんみなさんに暖かい言葉をいただき

ました。

 先生、これからいろいろなつらいことが待っている

とおもいます。

でも、一歩だけ強くなった自分がいると信じます。

まだまだ、弱々しい自分がいます。

友人にも怒られました。でも、頑張ります。

 本当にありがとうございました。

まずはご報告まで。

私に連絡をいただいて、約一ヶ月弱で女に対決をした

Tさんです

女からの謝罪は終わりましたが、まだフヌケの夫との

夫婦の事はこれからです

 

不倫に戦うには作戦が必要と頭でわかっている状態を現実にする

 

相談実例

過去の相談実例はこちらから

 

勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください

無料相談専用電話

15分ですが、真剣にお伺いします

090-5515-8337

日月火水木金土10時~18時

カウンセリング中でつながらない時があります。

申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

無料メール相談

お問い合わせはこちら

できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します

3,000字入りますが、文字数を超えるとデータが届かない可能性があります。

ワード、メモ帳などに一度保存して、コピー&ペースト入力下さい

有料相談メニュー

夫婦カウンセラーによる、人間関係改善のための具体的行動アドバイスを行います

メールマガジン

『夫婦カウンセラー木村泰之 浮気した夫の頭の中』
無料:毎日午後13時+α配信

『夫婦問題カウンセラー木村泰之男女の法則』
まぐまぐメルマガ(無料:毎週日曜日3時配信)

 

関連記事



夫婦問題レスキュー隊

名称未設定-1_r2_c2

日~土 10時~18時
15分ですが、あなたのお悩みを真剣にお伺いします

090-5515-8337

カウンセリング中でつながらない時は、
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

P5240902_r1_c1

〒104-0031 東京都中央区京橋1-3-2 モリイチビル4階

【人気のメールマガジン】
『夫婦問題カウンセラー木村泰之  浮気した夫の頭の中』
『夫婦問題カウンセラー木村泰之 男女の法則』

【メディア情報】
書籍書籍・DVD情報はこちら

ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。