離婚調停を弁護士通じて起こす不倫夫に子供に全てを話し親子で戦う妻

不倫に負けない

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、海外赴任先で不倫をして、

おかしくなっているというケースもあります

そういう時の夫は、本当に自分で好き勝手な事をしています

しかし、子供には何も言えずに一人悩む事は珍しくありません

そういう中で、ネットで私のブログを見つけて帰国した際にカウンセリング

を受けて、自分の納得を追う事を決意した方の実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日ご相談者のJさんからご連絡をいただきました

Jさんにつきましては、足掛け4年目になるご相談者です

そもそも、海外にお住まいだったJさんからメールで

ご相談をいただいたのです

その当時、同居しているJさんの夫が日本にいる女と

密会を重ねているのを発見し、年に何回か帰国した際、

ネットで探した弁護士に

事情を訴えましたが、全然納得のいかない回答でした

ので、ネットで私のブログを発見されて、連絡をいた

だきました

最初にメールでご相談をいただいて間もなく、日本に

帰国されて、お会いする事にしました

いろいろとお聞きすると、夫の勤務の関係で海外生活

も長く、過去にも同じような浮気が出てJさん自身も

どうしていいかわからずに、心身をおかしくしている

経験がありました

そして、当時まだ小さかったお子さんも、その影響を

受け、原因不明の体調不良で入院した事もあります

そのお話しを聞けば、絶対に二度と同じような状況を

作るわけではいきません

バカな夫の愚行と、そのアホな女の写真をJさんに見

せてもらいますと、本当にいいオッサンとオバサンが

恥も外聞もなく、会社のスポーツのサークルの中で写

っています

おそらく、グループ会社の契約社員などの関係で入っ

た女と夫がくっついたのでしょう

多分、周りもわかっているのでしょうが、このバカ2

人は周りも、言っても仕方がないという空気を感じる

写真です

そして、いろいろとお話しをしながら、今後の作戦を

立てたのです

Jさんは私とお会いしている際には、義母様も同席さ

れてお話しを聞いていただきました

義母様も遠く海外に住むJさんとお孫さんの状況を知

りつつも、何をどうしていいのかわからないまま時間

だけが過ぎていました

そして、これからの動き方については

‘とにかく女の素性を洗う事から始めましょう‘

と、提案しました

そして、Jさんが掴んでいる情報と合わせていろいろ

と方法を探して女の実家までもたどりつきました

そして、今はお子さんがこの事実を知ってはいないの

で下手に騒ぐと気付かれるという状況があり、しばら

くは、お子さんにも話せるまではじっとしている事が

必要でした

もちろん、簡単な事ではありません

お子さんには言えない、夫はJさんに知られていない

と思って遊びほうけているという事で、Jさんには本

当に辛いんがえて時間です

そういう時も、日本に何回か帰国されてお会いして、

お子さんにお話しできるようになった時の展望を話し

ながら、頑張ってもらいます

やはり、どう考えても夫はこのレベルの低い女に合わ

せて、自分の立場を勘違いして離婚を切り出す事は目

に見えています

しかし、そこを焦れると必ず夫はケンカが絶えない会

話もない、何もしてくれないなどの

‘夫婦の破綻‘

を突いてきます

ここは、夫の勝手な振る舞いにもじっと耐えて、近々

来るであろうお子さんに話せる時を待つ事を心に決め

ているJさんです

そして、お子さんの進学とともに日本に帰国する時期

が来ました

Jさんは、夫と女の浮気については、本当に腹立たし

いモノ以外の何ものでもありません

しかも、過去にも同じような事をされて、体調を壊し

ている経験もしています

それを知っているのは、Jさんのお母様です

しかし、今回はその話を最初とは違ってある程度冷静

に考える事ができています

なぜなら、今後の展開をシミュレーションしながら一

緒に進めているからです

そして、お子さんとともに日本への帰国が決まりある

程度今までの事情が話せる状況が揃いました

Jさんは、この時を首を長くして待っている自分とお

子さんに言うのは、非常に辛いという思いが交錯して

います

しかし、お子さんも大きくなって、今のまま何も言わ

なければ、いついきなり夫がわけもわからず離婚を言

い出すかも知れません

何も知らないお子さんはもっと動揺するはずです

そう考えていたJさんは、しっかりと心に決めてお子

さんに夫の浮気についてしっかりと話しました

するとお子さんも、ある程度自分なりに気がついてい

たと言います

それは、カウンセリングの時にも

‘ある程度はお子さんも理解していると思います‘

と伝えていましたので、Jさんも

‘ああ、やっぱり‘

という気持ちです

しかし、決心してお話をされたので、お子さんにもこ

の状況を見過ごすわけにはいかない母親の信念を感じ

たのです

そして、お子さんも自分なりに思うところも話して母

親と父親の態度で合点がいかなかったところがつなが

ってきたのです

そして、Jさんもとにかく心に引っかかっていたお子

さんに対する申し訳なさも、直接話す事で大分心が落

ち着きました

そして、ここからは夫と女に対してしっかりと対応す

る事をさらに心に誓いました

旦那の浮気を子供に伝えるかどうかが親子関係の大きな分かれ道

 

 

そして、その手始めにまずは一緒に弁護士事務所を訪

問するところから始めたのです

Jさんはお子さんに言えなかった状況を脱して逆に心

が落ち着いてきました

今まで一番心に引っかかっていたのは、お子さんに対

して、申し訳ないという気持ちです

しかし、ある程度の年齢にもなってお子さんにも理解

してもらえる事を信じて話したら、お子さんもしっか

りと受け止めてくれ、むしろJさんよりも客観的に状

況を把握しています

その中で、弁護士に事の経緯を説明してできる事を確

認しました

弁護士も夫の悪行には閉口しましたが、今は下手に動

いてもシラを切る、離婚を言う、兵糧攻めにするとい

う読みです

夫の性格や今までの浮気も考えると、大体想像がつき

ます

もちろん、相手の女が騒ぎ始めて離婚を言ってくる事

はいつかは来ますが、今はこちらから事を荒立てて動

くのは得策ではないと言う見解です

Jさんももちろん夫の浮気は許せませんが、今は生活

も成り立っているのも事実です

また、単身赴任で会うこともそうそうない状況です

から、日々顔を合わせて苦しむと言う事はありません

そういう意味では、自分の中で気持ちも整理がつく

までは、こちらからすぐに女への慰謝料請求などを

するのは、タイミングを図る事にしました

その中で、一番Jさんの中で心にあるのはお子さんの

成長です

お子さんもしっかりと自分の意見を持っていて、自分

の見方以外で夫の事を把握しています

それを聞くと、非常に心強い思いです

そして、夫がいずれ何かを言ってくる事は頭において

それまでは、できる限り平穏な生活を送る事を自分に

誓ったのです

そして、一年以上経過したある日の事です

Jさんは、しばらく夫についてはこちらからは動かず

に様子を見て過ごす事にしていました

もちろん、心中は穏やかではありませんが下手に動い

てやぶへびになるのはもっと嫌だと考えました

そして、そうして時間が経過する中で夫の方が動いて

きました

夫が弁護士を通じて、離婚の意思を出してきました

Jさんは来る時が来たと思っていましたが、いざ来る

とどう展開するの不安はあります

そして、その中で弁護士と協議をして少しのらりくら

りとする事にしました

どういう条件で来るか見極めるためでもありますが、

そもそも女との不貞は隠す姿勢がミエミエです

そして、その状況の中で夫は離婚調停を起こして来ま

した

もちろん、放っておく事はできませんので、Jさんも

弁護士を通じて自分の意思を出します

その間も夫はとにかく過去のJさんに対して自分本位

の話をして、夫婦の破綻のみを言う典型的なアホな言

い分です

もちろん、夫婦の事を誰かが常に見ているわけではな

いですから、わからない事も多くあります

しかし、長い間Jさんならびにお子さんを知っている

私からすると、本当にでっち上げたウソで離婚する、

何とかなるという、夫の魂胆が手に取るようにわかり

ます

もちろん、陰で糸引きしているアホな女も見え隠れし

ています

そして、Jさんも弁護士、カウンセラーとの中で一人

で戦っているわけではない、という思いを持って反論

します

夫は結局は財産分与や慰謝料を最低限にして体よく離

婚を実現したいわけです

しかし、その夫の考えがすけて見えれば見えるほどJ

さんからすると、離婚に応じる自分はいません

そして、何回かの調停を経てから動きがありました

Jさんは自分の中では、もう離婚調停を続けても意味

がないという気持ちになっていました

自分が離婚したいと思って提起したわけでもなく夫が

女に突かれて、このままでは離婚できないと思って慌

ててやってきた調停です

もちろん、財産分与についても納得がいかない内容で

すし、何しろ自分の不貞の事は隠している事が一番納

得いかないのです

そういう意味では、すぐに調停を終わらせる意向を出

してきましたが、向こうも調停が不調に終わるとすべ

き方策は訴訟になります

もちろん、そこでは夫の不貞の話はわんさか出てくる

ので、夫もはっきり言って離婚できるわけでもなく、

時間とお金をかける事になるのです

しかし、そうかと言ってJさんに対して誠意のある態

度で離婚調停に臨んでいるわけでもありません

‘今なら条件よく離婚できるぞ‘

くらいの態度です

その夫の出方に、Jさんはいろいろと悩みながらも調

停でいくらパッと見いい条件を出されても、夫のペー

スですし、その後わけのわからない女と再婚する事を

風のうわさで聞く事になります

それに、お子さんにとっては離婚しようがしまいが死

ぬまで夫とは親子ですからその事も考えると、すぐに

条件だけ決めて離婚という選択がいいのか

もちろん、調停を蹴ってその後すぐにJさんが女に対

して訴訟にするのか、もしくは夫が離婚訴訟をしてく

るのかもわかりません

調停で離婚するのであれば、しっかりと条件を提示し

てそれを夫に飲ませる事が大前提で、こちらには譲歩

はないのです

その中で、Jさんは調停を不調に終わらせるか、条件

を飲ませて離婚に踏み切るのか、自分の中で決めてい

る最中です

しかし、一つ言えるのは、離婚するしないが人生の結

論ではないのです

離婚してもしなくても、その後の人生につながる判断

をする事が大事です

Jさんの状況はまたご紹介しますが、同じように悩む

方も数多くいるはずです

その中で、自分の今までの生き方を考えて譲れないモ

ノを譲ってはいけないのです

Jさんもその気持ちで、今後の自分を進めています

夫の不倫は親や子供の気持ちを背負っている人生に気付く転機

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。