公開日 2024年8月2日 最終更新日 2025年1月27日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、長年連れ添って来た夫の
突然の不倫は少なくありません
平々凡々に暮らしてきたところに、夫がアホな事をしている状況に
「どうすればいいのかわからない」
となるのは当然です
そこから、カウンセリングを受けて証拠も撮って味方を作る事を作戦して
自分の人生に夫を最小限の存在にして強く生きる事を決意した方の実例
です
(相談者には掲載の承諾をいただいています)
先日ご相談者のRさんより連絡をいただきました
Rさんは、今年早々夫の浮気でご相談に来られました
Rさんは、職場で夫と出会い、交際も順調に進み結婚
に至った夫婦です
お子さんにも恵まれ、結婚して約20年位幸せに暮ら
していました
その幸せな家庭の中、夫も定年も近づいて仕事のピー
クは過ぎ、また子供さんも大きくなって就職等でRさ
ん自身ひと段落着いて、これからの夫婦にいろいろと
考えていた最中です
その中で起った夫の浮気です
夫は趣味のサークルを持っていて、その集まりにちょ
くちょく顔を出して帰りが遅くなっていました
Rさんも最初はあまり気に留めていませんでしたが、
あまりにも遅くなったり、そのサークルの回数が多い
ので、徐々に心配になっていました
そして、夫が寝ている間にスマホを見てみるとある女
との親密メールがかなり前から交わされている事を知
りました
もちろん、Rさんとしては寝耳に水、晴天の霹靂とい
う思いで、どうしていいか混乱しました
そこで、ネットでいろいろと探して私のところにご相
談に来られました
‘私もこれからの夫婦をどうしていくか考えて
いたところに、この事実を知って夫にどう接して
いいのか全くわからなくなりました、もし女と
切れないようであれば、離婚してもいいと思って
います‘
‘今はそこまで考えなくてもいいですよ、とにかく
この女の事を突き止めて、女に対して納得する行動
を起こすのです、夫はその後に考えればいいのです‘
と伝えて、今後の作戦を立てることにしました
Rさんは、突然起った夫の浮気にしばし呆然として相
談に来られました
そして、その夫に対しては離婚も辞さないという自分
の気持ちも吐露しました
しかし、この時点でお子さんを育て上げて
‘オレはもう父親の役目は終わった‘
という態度の夫に対して、妻としてプライドが許さな
いという本音があります
私から見ても、夫は結局は自分の好き勝手にしたいだ
けで、離婚をされたら困るのは夫の方という事が想像
できます
しっかりと、浮気の証拠を掴んで夫からは何も言えな
い状況を作る事が先決です
そして、Rさんはそれができるという確信が私にもあ
ります
そして、Rさんにも一つ一つ行動を進める作戦を立て
ます
まずは、女の住所はわかっていますので、夫の行動パ
ターンを読んで、接触するタイミングに調査を入れて
証拠を掴む事にしました
メールを読むと殆ど女のマンションで会って、いるよ
うですから、一人暮らしと想像できます
また夫に妻子がある事はもちろんわかっていて、それ
でも、自分の一人寂しさを埋めるために夫とたびたび
会っている確信犯です
バツ１なのか婚暦がないのか、子供がいるのか不明で
すが、とにかく証拠が必要です
そういう女に限って、中途半端に
‘浮気をやめてもらえますか‘
と伝えても、やめないどころかさらに闘志に火がついて
悪質化するケースが多いのです
叩くときは徹底的にやらなければいけないそして、調査
会社を紹介して、計画的に証拠をとる事にしました
Rさんは､私のところに相談に来られて作戦を立てながら
行動を起こす事を決意しました
まずは調査ですが、夫は全然Rさんには女の事を悟られ
ているとは思っていません
ましてや、女の住所も知られているとは想像すらしてい
ませんので、早めにやるべきと調査会社も含めて、一番
早いタイミングで行う事にしました
そして、その当日もRさんは頑張って普通に夫を送り
出し、心を動揺を鎮めながら調査の結果を待ちました
すると、しっかりと女の家に出入りしている映像が撮
れました
その報告書をすぐに確認して、また一番早いタイミン
グで弁護士も紹介して、慰謝料請求ができるかどうか
確認しました
弁護士の見解もOKです
そこまでの行動をRさんは短期間にやりました
もちろん、本人も我ながらビックリです
交流していただいている相談者仲間に、Rさんの気持ち
をしっかりと受け止めてもらいながらまずは第一関門
を突破しました
これから、どう女に対してケジメをつけるかはRさん
の気持ち次第です
しかし、その前に自分が仮に女に対して慰謝料請求を
したとして、その後の夫の逆ギレや子供さんに対して、
どう接するかを悩みます
そして、その状況についてもカウンセリングをします
‘今のまま動いて、どうなるでしょうか‘
‘Rさんのお子さんはもう大きいので、ある程度
言わなくても両親を見て状況はわかっています‘
‘そうですよね、子供も大人ですし‘
‘そういう意味では、お子さんには自分の決意を
話せば、必ず後押ししてくれるはずです‘
‘そうですよね、私もそれは想像していますが
子供に言うべきかという迷いがあって・・・‘
‘逆に言わないままRさんが動いてもお子さんは
見ていればわかりますので余計に苦しいはずです、
そうであれば、しっかりと行動を起こす前に自分
の気持ちも含めて伝えるべきです‘
‘そう言われて自分でも納得します、子供も私が
伝えないのは苦しいですよね‘
Rさんは女に行動を起こす前に、お子さんに伝える事
を決意しました
Rさんは、自分の心持ちや、今までの事に対する納得
すべき行動を考えてみると、
女に直接会って謝罪させたい、その気持ちをお子さん
にも話しをすべきという感情が出てきました
また、これからの事を他の相談者にも話をしたい、自
分も強くなりたいと木村塾も申し込みされました
そしてその時の状況をメールで伝えていただきました
短い文面ながら、お子さんに勇気をもらって頑張ろうと
する気持ちがよくわかります
おはようございます。
わからないものですね、あの日の後Nさんと
メールをやり取りし、なんとなく誓約書の
中身ってどんなものなのかインターネット
で調べたり、女に会う場所や日にちはどう
しよう なんて考えている自分がいます。
昨日証拠のCD4枚焼いてきました。
息子に明日話す時、それも預かってもらおう
と思ってます。
今度塾で皆さんにたくさん意見をもらいに
行こうと思います。
Rさんの気持ちの中には、自分が納得する事は、考え
る事ではなく行動する事と明確になっています
そして、それを聞いたお子さんも必ず後押ししてくれ
る事を確信しています
そのRさんには、相談者の仲間もついているわけで、
一人で戦っているのではない、自分がどこで何をして
いるのかを知ってくれる
仲間がいる事も大きな支えになっています
Rさんは、いろいろな気持ちを強くしてから子供さん
に話す事をまず決意しました
お子さんの中で、一番理解してくれると思う一人にお
話しします
他のお子さんには、様子を見て話をするつもりと自分
の中で一つずつすすめる事にしました
そして、ある日の夜にお子さんと2人で今までの状況
と、これからの行動を自分なりに伝えたのです
もちろん、Rさんの予想通りお子さんもよく理解して
くれ、メールをいただきました
毎回短文ながら、自分の気持ちが進んでいる事を十分
伝わる内容です
こんばんは
先程子供に話して来ました。
子供にも相手のところへ行っておいで、
と後押ししてもらいました。
万が一家にでも来たら、塩ぶっかけると
思ってたんだし、行く方がいいか！
変わって来ました。
夫は、Rさんに気付かれていないと思ってもしかした
ら家にでもグループで連れて来そうな、無頓着で何も
考えてない性格です
その時には、塩を撒く準備をしていた自分を思い出し、
それよりも向こうに乗り込む方がいいと思っているの
です
そのRさんには、お子さんも味方をしてくれている今
怖いものはありません
その時期を伺っているRさんも､ほんの数週間前までは
離婚が頭をよぎっている状況でした
もちろん、今もその気持ちはありますが、全てやる事
をやってから自分が決める、それを子供も見ている、
という気持ちです
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日月火水木金土10時～18時
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