公開日 2017年1月1日 最終更新日 2022年5月29日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気なのに自分が悪いと思って、夫に嫌われないかと心配している方も
少なくありません
そして、夫は何を考えているかという思いが、明けても暮れても頭の中をぐるぐる
巡っています
Table of Contents
私を嫌いになっていないか聞きたい
その様は、周りから見るとまさに夢遊病者のように見えるのです
- 『夫は私を思ってくれているのかしら』
- 『夫がどこかに行ったらどうしよう』
- 『私を嫌いになっていないか聞きたい』
という状態は、本当に何かに憑りつかれたような表情をしているのです
それを相談者自身はわかっていませんし、夫もわかっていたとしても自分の
不倫が原因ですから、暖かい言葉をかけるなんてしません
相談者や夫の異変を一番感じているのは子供
その中で、相談者や夫の異変を一番感じているのは子供さんです
相談者は、子供さんには
- 『父親の不倫なんて子供には知られたくない』
- 『パパが外に女を作っていたなんて、絶対に言えない』
という思いが出るのが普通です
しかし、現実は相談者が必死に隠しても、夫と自分があまりにも今までと違う様子
なわけですから、わからないはずがないのです
しかも、子供さんは学校で社会の正義や道徳を一番頭に入れて生活しているわけです
それが家に帰ると、180°真逆の事態が起こっているのです
父親は恥ずかしくも不倫をしていて、その不倫を正せず弱っている母親を見ている
のです
そこに、父親も母親も
『子供には自分たちの醜態を見せたくない』
と思っています
子供には悪い事をしたら謝るんだぞと言う夫
しかし、一方では子供さんには
- 『悪い事をしたら謝るんだぞ』
- 『人に迷惑をかけるな、いつも言っているだろう』
- 『人が嫌がる事をしてはいけない、それがルールだ』
- 『何かおかしな事があればすぐに言わなければダメ』
くらいの事を自分の事を棚に上げて言っています
こんなわけのわからない親で、子供さんが親を尊敬できるわけがないのです
不倫しているバカな夫に、嫌われたくないと必死にすがる妻をお子さんが見て
何を思うのか
そこまで、しっかりと考えている相談者はまずいません
繊細な子供なので、絶対に言えません
私がカウンセリングで
『お子さんには夫の不倫は説明しますか』
と聞くと
- 『息子は来年受験ですから、今言ったらあの子どうなるのかわかりません』
- 『繊細な子供なので、絶対に言えません』
- 『こんなことを言うと、大好きな父親をどう思うか不安です』
と、とてもじゃないけど言えないという反応が多いわけです
しかし、現実は母親の狼狽をよそに子供さんの方が父親の不倫に察しがついて
いたり、異変を感じているのです
もう半年前からわかっていたよ
その後に、勇気を振り絞ってお子さんに話すと
『もう半年前からわかっていたよ』
という返答が来た相談者も、珍しくないのです
それくらい自分が一人で悩んでいても、子供さんにはその異変がわかっている
のが現実です
その現実に即して行動をする思考をカウンセリングで作ってもらうのです
そして、相談者の口からは
『夫に嫌われる何て考えていた私がバカでした、その前に子供に嫌われている事
に気が付かなければいけませんでした』
という言葉が出てくるのです
夫との夫婦は戸籍が一つであれば、誰が何と言おうと夫婦です
それ以上それ以下でもありません
しかも自分たちの意思で夫婦になっている関係です
不倫している夫に謝っている自分を子供がどう見るのか
それに比べて、親子関係は子供は親を選べないのです
情けない不倫している父親と、それに引きずられている母親を見る子供の気持ち
を考えれば、夫婦の関係なんて自分たちがどうにでもできるのです
しかし、子どもには親との関係はどうにもできないのです
それを棚に上げて
- 『私が悪かった、ごめんなさい』
- 『ダメな奥さんだったわ、これからもっと頑張るから許して』
と、不倫している夫に謝っている自分を子供がどう見るのか
そこに気付いてもらうのが、木村泰之のカウンセリングです
夫婦の関係ではなく、親子の関係の危機という事を頭に叩き込まなければ後悔
してもし切れない
それを強くお話しすると、相談者も
『子供のために戦います、私は何もわかっていませんでした』
という言葉が出てくるのです
罪のない子供の心持ちを、優先しなければいけない
私は一番相談者に理解してもらいたいのは、
‘不倫している夫‘
ではなく
‘罪のない子供‘
の心持ちを、優先しなければいけないという事です
夫の不倫を夫婦の問題と考えがちなのは、夫とブス女に
- 『あいつが優しくないからだ、俺を大事にしないからだ』
- 『奥さんがあなたをちゃんと見ていないのよ、かわいそう』
- 『夫婦は機能していない、夫婦は破綻している』
という、
‘責任転嫁‘
をされているからです
しかし、そもそもが不倫に妻が責められる構図は
‘いじめ‘
にあっているようなものです
妻である相談者がいじめにあっているという事は、その子供さんがいじめにあって
いる事と同意なのです
そこに気づかなければ、この不倫に一番しなければいけない事がわからないのです
都合の悪い事に夫婦と子供の別離を考えている
私の相談者が、夫の不倫が起こると
- 『子供には大人のいざこざを見せてはいけない』
- 『子供を巻き込んではいけない』
- 『子供は知られるわけにはいかない』
というように、都合の悪い事には
‘夫婦と子供の別離‘
を勝手に考えているのです
しかし、当たり前ですけど子供さんも家族の一員です
しかも、どの相談者にとっても
‘一番大事な存在‘
です
父親のいい所だけを見せる母親でいいはずがない
私が
『もし夫と子供さんがおぼれたら、どちらを助けますか』
と聞くと、ほとんどの相談者が
『もちろん子供です』
と、即答します
そういう存在の子供さんに、父親のいい所だけを見せる母親でいいはずがない
なぜなら、普段から子供さんには
- 『何かあったら、ちゃんと言いなさいよ』
- 『学校でおかしな事があったら、すぐに伝えて』
- 『親が知らなければいけないからね、言ってよ』
と、伝えます
もちろん、いい事は黙っていても話してくるわけです
無言の抗議のように登校拒否やニートになる
まずい事やよくない事を、共有するという意識があるからです
それは、子供さんの立場からしても同じです
- 『パパとママがおかしい、ちゃんと言ってほしい』
- 『パパは悪い事をしていて、ママが怒っているんでしょう 』
- 『なんで話してくれないの、僕は家族じゃないの』
という、知る権利も義務もある事を本能的に出すのです
そこに勝手に
『子供には言えない、言ってはいけない』
と思っているのです
それは、子供さんと自分の
‘親子関係‘
を信じていないのです
そこに子供さんは無言の抗議のように、登校拒否をしたりニートになったりするのです
一番大事な子供さんに嫌われたら、何のための家族なのか
しかし、逆に言えば夫の不倫を包み隠さず話すと
- 『ママはちゃんと話してくれている、私もできる事をやる』
- 『ママが言っている事が真実、パパが悪いことをしているんだから協力する』
- 『ママは僕を信じて行ってくれた、僕も頑張って不倫をやめさせる』
と、子供さんながらに強い気持ちをしっかりと出すのです
夫の不倫で、一番の被害者は間違いなく子供さんなのです
その子供さんに、不憫な思いをさせるのかそれとも親子の絆を強めるのかは自分が
どういう親子でいるべきかを真剣に考える結果なのです
夫に嫌われるなんてどうでもいい事に悩んでいた自分が、知らないうちに一番大事
な子供さんに嫌われていたら、何のための家族なのか、全くわからくなるのです
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