夫の不倫から目を逸らさないで〔夫の庇護の元〕で生きない決意を持つ

夫の庇護の元では生きない

公開日 2017年8月4日 最終更新日 2021年5月13日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には自分が
夫にとってどういう存在なのかわからなくなっている心理があります

 

  • 『私は何をしても夫には受けれてもらえないのかも』
  • 『夫には私は必要ないのかも』
  • 『夫は本気で離婚したがっている』

 

と、その思考が夫に承認をもらっていない自分というような感覚です

 

  • 『お前と話をしてもらちがあかない』
  • 『オレはお前にはもう関心はない』
  • 『オレたちはとっくの昔に終わっている』

 

という言葉が出れば誰でも自分が弱くなるのは当然です

 

夫婦はあくまでも対等な関係

 

 


しかし、そもそも夫婦というのは

 

‘対等な関係‘

 

です

 

いや、むしろ妻の方が夫に対して引っ張って結婚に結びつくケースは少なくない
はずです

 

結婚して妻も精神的に落ち着き、夫も安心して仕事に精を出す事ができる関係が
続いているうちは全然問題がありません

 

しかし、時間の経過と共に夫婦も見るもの聞くもの感じるものの感性が変わって
きます

 

安心安全安定を求める妻と出世や競争を強いられる夫でギャップが生じる

 

 


家で安定、安心、安全を求める妻と、外で戦い、出世、競争を強いられる夫では
自ずと考える事や行動が時間が経つにつれて変化してくるのは当然です

 

夫は外で妻の知らない事が増えるのは、会う人間の数が増えるという事に大きく
影響しています

 

妻が知らない人間関係の中で、ある時ブス女との出会いがあるのです

 

もちろん夫は、そんな人間関係を妻に言うはずもありません

 

不倫夫が妻に伝える人間関係は妻と共有していい人間だけ

 

 

妻に伝える人間関係は妻と共有していい人間だけで、考えてみれば当たり前の
ですが、妻は

 

  • 『夫は私に隠し事はしない、したとしてもそれはやましい事ではない』
  • 『夫を信じているから、特に気にならない』

 

というスタンスです


しかし、現実には夫は夫で隠し事の一つや二つ、あってもおかしくありません

 

仮に隠し事の存在がチラついたとしても、知りたくない、知らないままにしたい、
知るべきではないという自分がいるのです

 

そこを変えていかなければ、結婚当初の対等の関係にはならないのです

 

また、不倫が出た時は対等ではなく自分が夫婦の主導権を握る自分に変えていく
必要があるのです

 

不倫夫を都合よく見ている自分を変える

 

 

そのためにも、夫を都合よく見ている自分を変えるのです

 

夫は夫で自分の時間や考えを持っている、夫婦は夫の人生で一部に過ぎないと
いう位の考えを持つのです

 

そういう思考が自分のこれからの人生に視界を拡げていくのです

 

‘夫の不倫に目をそらさない‘

 

 

‘夫の庇護の元で生きる‘

 

人生からの脱却なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。