不倫が発覚した時こそ想定外の夫の生態に切り込むのが夫婦

夫の生態に切り込む

公開日 2020年8月13日 最終更新日 2023年9月16日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者にとっては、それをどう取り掛かればいいかというかが
全くわからないという思いです

 

その取り掛かるポイントは、相談者が探しても探せない所にあるのです

 

なぜなら、常識の世界ではない所にあるからです

 

相談者は当たり前ですが普通の生活を過ごしていますから、夫の不倫で起こって
いる事が全く分からないのです

 

『私こんな事初めてだったんで、どうすればいいかわからないです』
『夫のこんな姿見た事なかったんで、何もわからないです』
『私にこんな事が起こるなんて、正直頭の中で整理つきません』

 

というように、自分の想定外という言葉しか見つからないわけです

 

その状況で、どこから取り掛かるのかが見つかるわけがないのです

 

その中からどうすればいいのかと言えば、

 

‘想定外を消す‘

 

という思考を持つのです

 

何でも知らない事は、驚きや不安を生み出すのは当然です

 

しかも、自分にとってよくない想定外ならなおさらです

 

そのよくない想定外を知れば

 

『経験した事の中の一つ、なんとなんとなく察しがつく事』
『最初はよくわからなかったけど、いろいろ聞いているうちに想像できるように
なってきた』
『何でこんな事がわからなかったのかと思うくらい、今ではよくわかる』

 

という自分ができてきます

 

そうなってもらうためにも、カウンセリングで

 

`夫とブス女の心理`

 

を解説していくのです

 

『夫はこんなに豹変するのは、あなたが思っている以上に女に好奇心が強いの
ですよ』
『ブス女が女でありながら不倫というリスクの高い犯罪をするのは黒いモノを
白と思い込む強さがあるからですよ』

 

というように、相談者が全くわからなかった事を一つ一つ説明していくのです

 

もちろん、全てが納得する事ばかりではない

 

しかし、現実に起こっている事に目を背けずに見ていると

 

『カウンセリングで聞いている事がわかってきた』

 

という感覚が出てくるのです

 

要は

`習うより慣れろ`

 

という理屈は何でも同じです

 

カウンセリングで知ってもらった事が起これば、慣れも出てきます

 

そうなると想定外が想定内に変わっていくのです

 

それこそが、夫の不倫に必要な処世術です

 

夫は自分の人生で一番よく見てきた人間です

 

それでも想定外は発生します

 

そこからが人生でどう夫婦を進めていくかの宿題なのです

 

夫婦にわからない事に驚くのではなく、それを一つ一つ潰すのが人生です

 

その気概を持てと言われていると思って、夫の生態に切り込むのです

 

夫の不倫で泣き腫らし苦しんだ相談者4人と7年ぶりに笑顔で再会しました

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。