カウンセリングは〔悩み解消〕ではなく【先回りできる自分】作りにある

先回りできる自分作り

公開日 2018年6月29日 最終更新日 2021年10月24日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がいつも相談者に
思う事がいくつかあります

 

多くの相談者とのカウンセリングでは、その日に話をしなくても

 

  • 『あの人は今こんな事を考えているはず』
  • 『こういう思いが出ている頃、そのうち連絡が来るはず』
  • 『あの人の性格からこういう行動に出るはず』

 

というように、多くの方の現状の心境をシミレーションしているのです

 

木村泰之は相談者の心理を常に読む状態になっている

 

 

そこには、次のアドバイスで何を言ってあげなければいけないのかという思いが
あるからです

 

それは相談者と接している時よりも、一人考えている時に作るわけです

 

カウンセリングというものは、相談者と会ったり電話で話したりメールでやり取り
をしている時が全てではなく、むしろ接触していない時の方が大事なのです

 

そこには、木村泰之のカウンセラーとしての

 

読み‘

 

が必要です

 

相談者の個別の状況や性格や背景に関心を持ってアドバイスをする

 

 

相談者個別の状況や性格や背景を考えて、アドバイスをする必要があるのです

 

それは当然と言えば当然で、そうでなければ単にその時その時の悩みを聞くだけの
存在にしかならないのです

 

それでは全く意味がないわけで、カウンセラーは相談者の心の動きや変化を読んで
次のアドバイスを考えておかなければいけないのです

 

そこには多くの相談者の情報も事前に聞いておかなければいけませんし、相談者の
人間性に関心がなければいけないのです

 

相談者と木村泰之の間に信頼関係が絶対に必要

 

 

それこそが相談者にとって必要な事です

 

  • 『私をこんなに知ってくれている』
  • 『こんな状況でも私をどうにかしようとしてくれている』
  • 『私の事を孤独にさせてはいけないと思ってくれている』

 

 

という相談者の思いを、木村泰之が引き出すような接触が必要なのです

 

そこから相談者と木村泰之の信頼関係が生まれるのです

 

時にはきつい言葉で言わなければいけないですし、相談者の弱さに負けそうな時も
あるわけです

 

木村泰之が弱い方に行けば本末転倒なカウンセリングになる

 

 

しかし、相談者と木村泰之が弱い方に流されたらアホな夫とブス女二人に対し
負けた事を意味するのです

 

それを相談者が弱ってきている中で、木村泰之が一緒に弱っていは本末転倒な
カウンセリングになってしまうのです

 

木村泰之が相談者の気持ちを先回りして、すべき事をアドバイスしているうち
徐々に相談者も自分の判断力が身につくのです

 

  • 『いろいろと言われている中で自分で考えるようになりました』
  • 『こんな事で迷っていてはいけないと思うようになりました』
  • 『今まで自分の中で決めてこなかったツケがきているとわかりました』

 

というように、

 

‘自分の事を自分で先回りできる‘

 

ようになるのです

 

それこそがカウンセリングの大きな目的なのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。