木村泰之の使命はブレブレの相談者の心にアンカーを打ち込む事

カウンセリングの木村泰之

公開日 2022年2月19日 最終更新日 2024年3月5日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、何をしても自分がやろうとする事が裏目に出て
しまい、落ち込んでしまうケースが非常に多いわけです

 

何でも伝えて欲しいのに何で言ってくれないの

 

 

後ろめたい夫に

 

  • 『隠さずに言って、お願いだから教えて』
  • 『何でも伝えて欲しい、何で言ってくれないの』
  • 『どうしてしゃべってくれないの、私は不安でしょうがない』

 

と懇願しても、

 

  • 『うるさい、お前とはしゃべりたくない』
  • 『何か言っても俺は聞かない、しばらく一人にしてくれ』
  • 『何を言っても俺は決めているから』

 

という態度が出るのです

 

やらなければよかったという後悔

 

 

それを聞いて

 

  • 『私は何か間違っているのかも』
  • 『やらなければよかった、後悔している』
  • 『もっと夫の心が離れてしまった』

 

 

と、まさに

 

`腫れ物に触る`

 

自分がいるのです

 

その後状況に、下手に動けない呪縛にかかっているので

 

  • 『夫が次何を言うのか怖い』
  • 『私の事をこれ以上嫌いにならないで欲しい』
  • 『何をすれば夫は振り向いてくれるのか』

 

と、さらに苦悩を抱えてしまいます

 

人に自分の現在地を教えてもらう

 

 

そこに何をすればいいのか

 

それは

 

`人に現在地を教えてもらう`

 

という事です

 

今の相談者の状態は

 

  • `右も左もわからない`
  • `どこにいるのか見当もつかない`
  • `何が良くて何が悪いのかわからない`

 

という、

 

`わからないづくし`

 

の状態です

 

不倫夫に謝るのはうっかり八兵衛や使えない刑事が悪人に騙されるのと同じ

 

夫の機嫌で自分の気持ちもあっちこっちに行く

 

 

そこにその日の夫の機嫌で、自分の気持ちもあっちこっちに行くのです

 

昨日は北に行っていたけど、今日は南に向かって明日は西か東かわからないように
浮き草が流される如く、日々続いているのです

 

それは

 

`ブス女から受けた夫の言動`

 

という波に、小舟があおられているようなものです

 

小舟のような自分の心にアンカーを打ち込む

 

 

その小舟のような自分の心に、しっかりとアンカーを打ち込むのがカウンセリングです

 

行き当たりばったりの状態に

 

  • 『夫の言葉にぶれてはいけない、所詮ブス女の伝書鳩ですから』
  • 『多くの夫が同じように、弱い犬ほどよく吠える状態なのですよ』
  • 『夫とブス女はあなたにこれをやられるのが嫌なのです、勇気を持って
  • やりましょう』

 

という現状ご説明や、起こすべきアクションをアドバイスするのです

 

夫に振り回される日々自分をわかっていなかった

 

 

それを聞いてもらう中で、

 

  • 『私は夫に振り回されている日々だった、自分の状態をわかっていなかった』
  • 『下手に動くからわからなくなっていた、じっと見ているとわかってくるんだ』
  • 『下手に夫に聞かず、知られないように実態を掴んでそこから行動を起こそう』

 

と、徐々に現在位置がわかってくるのです

 

そこから自分が、納得する行動を起こす信念が出てくるのです

 

夫の不倫の悩みの正体は〔喪失感〕ではなく【納得がない】事

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。