愛情や気持ちを必須条件にしているうちは恋人の延長のエア夫婦

愛だの気持ちはエア夫婦

公開日 2019年5月6日 最終更新日 2021年3月11日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が考えている事は
自分の思いがどれだけ夫に通じるかという一点に尽きます

それは、どこか片思いの恋人に

『私の気持ちがどれだけ通じるのか、こんなに切ない事はない』
『何をすれば関心を持ってくれるのか』
『どうすれば私の事を思ってくれるのか』

というイメージです

しかし、それは恋人の時の話であって現実は夫婦という関係です
夫婦という事は、その関係性を戸籍で担保されているのです
にもかかわらず、夫からの愛情や関心をもらおうとしている自分を止められないのです

それは、自分が夫婦について深く考えてこなかった事も一因にあるのです

そもそも結婚するという事は、自分と夫に

`権利と義務`

が自動的に発生する関係になるという事です

相続の権利や同居の義務など、民法で定めるものがあるのです
しかし、そこには愛情や気持ちを渡す義務はないわけです
結婚したら、そんな感情の事は抜きにして戸籍が一つである事が夫婦の定義です

それを恋人の時と同じように

『私の事を好きじゃないのか』

と夫にいろいろ考えても、1ミリたりとも夫婦でなくなるわけはないのです

それを

『愛情がなければ夫婦を続けていく意味がないのでは』
『気持ちがない人とは一緒に暮らせない』

という夫婦の定義を勝手に作っているのです

もちろん、本当にそうであれば離婚する権利を行使すればいいのです
そこにも自分の意思で進めるように婚姻制度はできているのです

それを夫婦はやめたくない、愛情は欲しいという事を考えている自分がいかに婚姻制度
を理解していないかという事を知る必要があるのです

愛情や気持ちを必須条件にしているうちは、恋人の延長の感覚で夫婦を捉えているのです
夫婦にはいろいろな事が発生します
もちろんその中で、不倫という事態を想定できないのは当然です

しかし現実に起こっているわけですから、そこにどういう自分を作っていくかを考える
上では夫婦の定義を変えなければ苦しいだけです

その第一歩は、夫婦間の愛情や気持ちをどれだけ必須項目から外すかなのです
そもそもそういうものが最優先されているうちは、夫婦の関係性もそれまでなのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。