他人である中年の不倫脳夫に反省させたい自分のアホさに気付く

自分のアホさに気づく

公開日 2019年6月10日 最終更新日 2021年4月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、様々な事が世の中で
起こっているわけですが、その中で夫の不倫というものは決して珍しい事ではない
は少し考えてみればわかります

 

テレビやネットで有名人や著名人の不倫が報道される事からもわかります

 

夫の不倫なんてこれっぽちも想像していない

 

 

しかし、相談者の頭の中では

 

『不倫は一般人では想像していませんでした』

 

という感覚です

 

自分の夫がテレビの中の芸能人のような事をしているなんて、これっぽっちも想像
していません


しかし、有名人も一般人も関係ありません

 

それを理解するのが時間がかかるのです

 

不倫夫に反省してもらいたい心理

 

 

その夫の不倫を知って動揺する中で、どうにかしなければいけないと思いが出ると
夫にはわかってもらいたい、反省してもらいたいという態度を出します


そして

 

  • 『私に言わなければいけない事があるでしょう』
  • 『私に隠している事があるでしょう』
  • 『私の目を見れないでしょう』

 

というような、

 

  • ‘わかっているから謝って‘
  • ‘謝れば今回は許すから‘

 

という思いを隠しての言葉が出てきます

 

不倫夫は妻と上下関係で接してる

 

 

その言葉に夫は反省するわけもなく

 

  • 『何の事だ、俺は何もやっていない』
  • 『何を勘違いしているんだ、お前はバカじゃないのか』

 

という、全く相談者である妻の想像の真逆の態度を出します



それは、まさしく夫婦を

 

‘対等関係‘

 

ではなく

 

‘上下関係‘

 

になっているからです

 

なぜ上下関係になっているのかと言えば、日頃の二人の態度や立ち位置がそうなって
いるのです

 

知らず知らずのうちに、夫に依存している自分に気が付かない

 

そして、その夫に詰めても日頃の関係性で反省もないどころか

 

‘上から目線‘

 

で否定や逆ギレするのです

 

子供にわからせたい母親のようになっている自分をやめる

 

 


要は出るべくして出ている態度です

 

それを相談者は

 

  • 『どうすれば反省させることができるのでしょうか』
  • 『夫は本当に反省してくれているのでしょうか』

 

と、まるで悪い事をしている子供にわからせたい母親と同じです

 


そんなアホな事をしている自分に気付かないほど、夫の部下になっているのです

 

そもそも、自分たち夫婦が対等でない関係になっている事を心の底から理解する
事が先決なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。