公開日 2017年7月25日 最終更新日 2021年3月17日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者は
自分できる事は何かという思いは常にありますが、その思いはある範囲の中で
考えています
『夫が不倫をやめてくれるにはどうしたらいいのか教えて欲しいです』
『夫婦を再構築したいのです、それにはどうすればいいですか』
『自分も悪い所があるから夫が不倫したかもと思います、夫はどうしたら私を
許してくれるのでしょうか』
と、とにかく不倫という事実ではなく、夫をどうにかしたいという事だけに頭が
あるのです
その考えを持っていると、自分ができる事は不倫への対処をするつもりでも、
結果的には
‘夫と女をどうやって別れさせる事ができるか‘
と、何だか恋に嫉妬している女のようなスタンスになるのです
正妻でもあるにもかかわらず、そのイビツな思考になっているのはなぜか
それはブス女に対しての意識を外している事が全てなのです
言い換えると、不倫を終わらせてくれるのは夫、そう思わせるのが自分の役目
と、勝手に役割を作っているのです
そこには、自分が汚れ役をしたくない、夫に守ってもらいたい、夫に私を愛して
もらいたいという受け身の中でできる事を探しているからです
そこから、自分ができる事を拡げる思考が大事です
妻としてできる事は数多くあります
夫のダメな事を妻が直接的にメスを入れていかなければ、妻としての自分に
自信なんて持てるはずがないのです
もちろん、自分がやっている事ではありませんから、本来であれば夫が自分で
ケリをつけるべきです
しかし、その実力もなくケツもふけないのが自分の夫の実力というのも事実です
『こんなに情けないとは思わなかった』
と、思いたくなくても事実だから言うという強い自分が必要なのです
その決意を持つと、自分のできる事が飛躍的に広がります
カウンセリングでは、相談者が自分の思考で作っている
‘自分が出来る事‘
と、客観的な思考を入れた上での自分が出来る事との比較を知ってもらうのです
ブス女に対して自分が対決する事もそのうちの一つですが、そのお話しをすると
『自分では思いつきませんでした』
『そういう発想は全然なかったです』
という言葉が出てきます
その思いを持てば、おっかなびっくりの自分が、いびつな妻になっていた事を
知るのです
自分が自分である、自分が妻である事の重要性や優先順位を自分で決めていると
いつの間にか世間からずれていた事をしっかりと自覚するのです
不倫脳の夫の言動にどう返していいかわからない時はこれを言う
夫の浮気、旦那の不倫、夫の裏切りを疑っている方のための10
のチェック項目(ぜひ確認してみてください)
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