夫を〔男と見ず夫とだけ見る〕自分は〔人生スタートを夫婦〕と勘違いの自分

夫を夫とだけ見ない

公開日 2019年6月17日 最終更新日 2021年8月16日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
夫と周りの人にとっての夫は違う存在です

 

夫の不倫は相談者の親兄弟からすると怒りでしかない

 

 

例えば相談者の親からすると

 

  • 『うちの娘を泣かせやがって』
  • 『ふざけるな、バカな事をして許さん』
  • 『こんな男とは思わなかった』

 

という思いです

 

また子供さんも大きくなると

 

  • 『この男は何なの、あり得ないんだけど』
  • 『こんなの親でも何でもない』
  • 『とにかくこの家を早く出たい』

 

という思いです

 

また兄弟からしても

 

  • 『お姉ちゃん、さっさと別れた方がいい』
  • 『いつまであの男と一緒にいるつもりなの』
  • 『何がいいの、私がガツンと言ってやろうか』

 

という思いも出てきます

 

それ位、夫という人間は見る人が違うと全然妻である相談者とは、その存在意義
変わるのです

 

妻は自分の夫という見方だけで考える

 

 

その誰が言う夫も間違いではなく、本当の見立てです

 

しかし、相談者である妻は

 

`自分の夫`

 

という見方だけで考えるわけです

 

それはそれで当然と言えば当然です

 

自分は紛れもなく妻なのです

 

生まれた時は夫でも妻でもない

 

 

しかし、よく考えてみれば生まれた時から夫でも妻でもありません

 

そもそも出会う前はアカの他人です

 

それがある時に出会って、縁あっTて一緒になって初めて夫なのです

 

その夫をどう見るかは、夫だけではいけない

 

世の中目線の夫が必要なのです

 

特にこういうバカな事をしている姿を、どう見るかは非常に大事な事です

 

自分の夫はあくまでも結婚した後の人間関係

 

 

それをカウンセリングお話しするのです

 

そこから、自分の見方がどれだけ偏りがあるのかを知ってもらうのです

 

何を言っても自分の夫ですが、それはあくまでも結婚した後の人間関係です

 

その前は自分にとってアカの他人ですし、利害関係がない人物です

 

その過去の状況も考えて夫を見るのです

 

夫を夫とだけ見ている自分は独身の頃の自分を忘れている

 

 

そうでなければ、相談者である妻を心配してくれる周りの人に申し訳ないという状況
だからです

 

夫を夫とだけ見ている自分は、独身の頃の自分を忘れているのです

 

その思考の損失を取り戻さなければいけないのです

 

そこから自分を再度、生まれた時から人生が始まっているという思いを強く持つ
転機にするのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。