不倫には自分への喪失感が自分を駆り立てるからこそ長所を見直す

自分の長所を見直す

公開日 2020年8月5日 最終更新日 2021年2月4日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

私の中では夫の不倫に悩む相談者とのカウンセリングは、何をすべきものなのか
と言えば、相談者の人生の見直しに尽きるのです
その見直しというのは、自分でやると程度がわからないわけです

『自分を変えなければいけない事はわかっていますが、どうすればいいのか全く
分かりません』
『自分を変える前に、自分の事がよくわかっていないので・・・』
『ついつい夫の事を変えたくなってしまい、自分の事は後回しになってしまい
ます』

というように、自分を見つめ直すには

‘起点‘

が必要なのです

夫の不倫に自分だけで自分を見つめ直しても、そのポイントが

‘短所をどうするか‘

という視点になってしまいます

しかし、そもそも夫の不倫に自分の短所を考えている場合ではないのです
考えるべきは、言うなれば

‘長所をどうするか‘

という視点です

そこに見つめ直す起点があります

『別に長所であれば直す必要はないのでは』
『長所なら自分でもわかっている、それを直すとはどういう事』

と思うかもしれません

しかし、私から言わせれば相談者はその長所が影を潜めている事に気付いて
いないのです
そこに一番の問題があります

もちろん短所を減らす事も大事ですが、その人の長所が薄れている事の方が
大きな事です
なぜなら相談者が自分の長所を薄めてしまうと、短所だけがやけにクローズ
アップされてしまうからです

そうなってしまうと、その

‘短所の穴埋め作業‘

に一生懸命になってしまうのです

それでは人生を見つめ直すどころか、自分のネガキャンペーンをするだけ
になってしまいます
だからこそ、希薄になっている長所を再度見直すのです

『昔の自分は倫理観にあふれていませんでしたか』
『独身の頃であれば彼氏の浮気を許していなかったでしょう』
『子供さんにはダメなものはダメと言っていませんか』

と、相談者の

‘倫理・正義・道徳‘

が強くあった事を聞きます
それを相談者も

『そうですよね、自分でもそういう事を大事にしていました』
『曲がった事が大嫌いな自分でした』
『いつの間にか緩んでいる自分がいます』

という言葉が出て来ます
そこに

‘自分のビフォーアフター‘

とか

‘過去と今のギャップ‘

を強く感じるのです

それこそが、何よりも人生を見つめ直すモチベーションになるのです
昔の自分を取り戻したいという時には、人は自分でも信じられないほどに努力
できるのです

その自分を駆り立てるものは、夫への喪失感ではなく

‘自分への喪失感‘

なのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。