不倫は倫理の欠如だが当事者は気持ちいいからバレなければいいに走る

公開日 2020年11月14日 最終更新日 2024年6月13日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

多くの人が夫の不倫なんて想像もしていないわけです

それが当然の事ですし、想像していたらおかしいわけです

夫が不倫するわけはないという確信は一緒に過ごして来た時間が生んでいる

なぜなら不倫は普通の人はしない事ですし、ましてや

『自分が信じている夫がそんな事をするわけはない』

という確信を持っているのです

その確信というものは、それまで一緒に過ごしてきた時間が生んでます

恋人の期間も含めて、自分が見て感じてきた夫がその根拠です

それはそれで大事な事です

夫の事を全てわかっているわけではないという事実

しかし、その夫の事を全てわかっているわけではないという事実も大事です

もっと言えば当の夫も

『俺が不倫をするなんて、あり得ない』

と思っているケースもあれば

『ヤバイ、こんな事妻にバレたらどうなってしまうのか』

と、我に返っているケースもあります

不倫という想定外の事が起こるのは気持ちいいがセットだから

それほどこの不倫というものは、妻にとっても夫にとっても正直想定外の事
でもあります

ではなぜその想定外の事が起こるのか

それは

‘気持ちいい‘

という事がセットだからです

不倫の当事者にとってはやめられない事

結局不倫というのは倫理や正義や道徳の観点からついている言葉です

言い換えると、倫理の欠如という事です

しかし、そういう見方から少し変えると結局は

‘SEX‘

でしかないのです

まともな人間からしたら悪事でしかないわけですが、犯罪者からすると

‘やめられない事‘

なのです

それには犯罪者にとっても、自制の利かない気持ちいい事が根底にあるからです

そこに夫がある時に不倫にはまる事は、何も珍しい事ではないのです

正しい事ばかりできないのが人間

妻と言わず夫と言わず、人間誰しも

‘間違いない、正しい‘

という事を、毎日常にできる事はないのです

普通に考えている時には、

『不倫なんてするはずないだろう』
『不倫をする奴なんて馬鹿だ』

位に言っていた夫が、ふたを開ければやっているのです

政治家だろうが会社の社長でもアホな事をする

政治家だろうが会社の社長だろうが、自分の立場をすっかり忘れてアホな事をする
それを

『バレなければいい』

という、子供に言っている事とは真逆の事をしているわけです

それはその時に自分でも誘惑に負けたとか、見てみぬふりをしている状況がある
からこそです

そんな事を若い時から考えているはずはないのです

やはり大人になって知らず知らずのうちに好奇心や、自分の得する事に目が向いて
しまう自分がいるのです

不倫をうまくやればいいというルールを勝手に作っている

その中で、不倫というものも一歩踏み入れてしまうと

『俺がうまくやればいい、それでいい』

と、自分都合でなかったものにするとかやっていない事にする悪知恵が働くのです

それは、夫に限らない事という現実を知らなければいけない

夫は妻の嫌がる事はしないとは限らないのです

自分ルールで悪事を進める思考が人間にはある

それをたまたま自分の夫がやっただけという見方がいるのです

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