不倫夫ありきの自分がアイデンティティから倫理道徳を奪い取る

不倫夫ありきの人生をやめる

公開日 2021年1月6日 最終更新日 2021年3月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

私が多くの相談者とお会いしている中で、どうしても伝えなければいけないと
いう事がいくつかあります

その中で特に言いたい事というのは、

 

‘人生のスタンス‘

 

を作る事です

 

相談者にとって自分という人間を想像してもらうと、どうしても

 

‘夫の妻‘

 

という心理が多かれ少なかれあります

 

夫の妻という立場でばかり考えている自分

 

それは

 

‘夫の‘

 

という形容詞ありきの自分です

 

しかし、その形容詞はあくまでも結婚してからのモノでしかないわけです

それまでは

 

  • 『両親と3人姉妹の真ん中で育った』
  • 『○○県の田舎でのんびり育った』
  • 『テニスに夢中の学生時代だった』
  • 『歌が好きで合唱部で練習に明け暮れていた』
  • 『会社ではとにかく営業を頑張ってきた』

 

という、自分の生まれ育ちや好きな事や打ち込んでいた事で自分を表している
わけです

 

結婚を機にアイデンティティを失っている

 

そこから結婚を機に

 

  • 『夫が働きやすいように、私も寄り添っていく』
  • 『夫と一緒に何があっても進んでいく』
  • 『夫とは運命の出会い、私は一生幸せ』

 

と、とにかく夫という存在にゆだねるような自分になっているのです

 

もちろん、それがダメな事ではありません

 

むしろそう思う事は自然です

 

しかし、それはあくまでも平時の際という注釈付きです

 

夫の不倫のように、天地がひっくり返るようなトラブルが起こった際に大事な
事は、

 

‘アイデンティティ‘

 

を強く取り戻す事が重要です

 

アイデンティティとは、簡単に言えば

 

‘自分が自分である事‘

 

という意味です

 

不倫夫倫理や道徳までも奪われている

 

 

要は夫に左右されない自分はどういう自分なのか、という事です

 

不倫夫にありきの自分が、本来のアイデンティティから倫理や道徳を奪って
いるのです

 

それをカウンセリングの中でとにかく追及してもらうのです

 

相談者の思考は

 

  • 『夫に言われるとそれに従わなければいけない』
  • 『夫の機嫌を損ねると大変、ビクビクしてしまう』
  • 『夫には気を遣う、私はいつも夫に気を遣っている』

 

と、夫ありきの自分のクセがついています

 

今の自分を独身時代の自分が聞いたら失望しないか

 

 

そのクセが不倫という自分が一番いやな事が起こっていても、その当事者を否定
するどころか、自分を下げる事で容認しているのです

 

  • 『夫がいなければ私は何もできない』
  • 『夫に見捨てられたら、私は生きていけない』
  • 『夫を大事にしてこなかった私が悪い』

 

と、独身時代の自分が聞いたら失望する自分になっているのです

 

それを思い出してもらうと

 

  • 『本当に夫にすがっている自分がよくわかります』
  • 『私は一体何なんでしょうか、言われて気が付きました』
  • 『独身の頃の私は、こんな自分ではなかったと思い出しました』

 

という言葉が出て来ます

 

‘夫の‘

 

という形容詞を外した自分が遥か彼方遠くにいるのです

 

それを自分の手元まで引き寄せて、

 

『私は私の意思で生きる、もう自分を見失ってはいけない』

 

と、

 

‘夫の‘

 

の自分だけの自分から脱却を誓うのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。